「げんきなマドレーヌ」 福音館
ルドウイッヒ・ベーヌルマンス作 瀬田貞二訳
パリの古いおやしきに12人の女の子と先生のミス・クラベルがくらしていました。
その中で一番おちびさんだけどものおじしない子がマドレーヌ。
ある晩、マドレーヌは盲腸炎になってしまい真夜中に大泣き、
救急車で運ばれて手術をし、入院してしまいます。
お見舞いにいった11人の女の子と先生がみたものは
病室にちらばるたくさんのお見舞い品。
しかもマドレーヌはおなかの傷をも誇らしげにみんなにみせびらかすのです。
行きは楽しそうだった11人の女の子、
病室を出てむっつり考え込んだ顔でおやしきにもどり、
むっつり顔のままごはんをたべ、歯を磨いて、ベッドに入ります。
そしてその晩、ミスクラベルはただならぬ雰囲気に目をさまし、
女の子たちの部屋にいってみると・・・・。
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今日は3年生の読み聞かせでしたが、また「ピンクのれいぞうこ」を読んだので・・・
今回は私の思い出の絵本のもう一冊を紹介します。
その一冊とは「げんきなマドレーヌ」。
ただ、実は内容はあまり覚えてなくて・・・
思うに、お話の内容というよりも雰囲気、
もっというと日本の絵本゜にはないおしゃれな雰囲気に
惹かれたのではないかと
シックな色使いの表紙からしてなんか違う!
中を開いてみても、パリの風景を描いたページは
ほんとうに手が込んでいて、色使いも見事です。
ところが、マドレーヌたちの生活を描いた本来メインであるべき部分は、
結構あっさりなのはなぜ・・・・・
あっさりだけならまだしも、ドキツイ黄色い背景色はちょっと・・・
あっさりだけならまだしも、ドキツイ黄色い背景色はちょっと・・・
老眼なりかけの私の目には痛いんだけど・・・
子どもの頃にはこのはっきりした色がよかったのかなあ。
ただ、外国の絵本って原書と翻訳版では色が違うことが結構あります。
マドレーヌの原書はもっていないのですが、
ネットで検索してみると・・Amazonにありました。
ただ、外国の絵本って原書と翻訳版では色が違うことが結構あります。
マドレーヌの原書はもっていないのですが、
ネットで検索してみると・・Amazonにありました。
写真なのでどこまで忠実に再現しているかわかりませんが、
中をみてみると日本語版より全体的に柔らかいトーンで
黄色もたまご色に近く、私はこちらの色合いのほうが好みです。
布地同様、印刷の色もその土地土地の水や空気に左右されるのかな。
各国のマドレーヌ絵本の色を比べてみたら面白いでしょうね。
中をみてみると日本語版より全体的に柔らかいトーンで
黄色もたまご色に近く、私はこちらの色合いのほうが好みです。
布地同様、印刷の色もその土地土地の水や空気に左右されるのかな。
各国のマドレーヌ絵本の色を比べてみたら面白いでしょうね。