淡路国巡礼その2「巨石祭祀・岩上神社」

「阿波徳島、鳴門のわかめ」と「讃岐香川のうどん」。

これらを淡路国でわかめうどんとしてコラボ（笑）。

ちなみに、大盛りを頂きましたが、もう1玉はイケました（笑）。

お腹を満たしたあとは、次なる目的地へ！！

伊弉諾神宮から南西約2キロの位置にある岩上神社です。

岩上神社の本殿は室町時代の創建で、10年ほど前に美しく復元されました。

御祭神は布都魂神（ふつのみたまのかみ）です。

奈良の石上神宮と同じ御祭神で、石上神宮から御分霊しました。

御分霊を祀るようになったのは、室町時代と比較的新しいものです。

神社の社殿が建てられるとき、そこはもともと祭祀の場、つまり聖地であった可能性が高いのです。

古代から聖地として神聖視され、清らかな場であることから、神社が建てられることもしばしばです。

そのような視点で参拝すると、創建500年ほどの神社でも実際には1000年を下らない聖地もあります。

上記のような好例が岩上神社なのです！

社殿の立つ場所の隣には、巨石群がそびえ立っています！！

平安時代頃の素焼の土器が出土していることから、それ以前から祭祀されていたことがわかります。

秋分の日の昼過ぎ、南中した太陽がやや西に傾いたところを逆行で撮影しました。

【岩上神社の巨石）】

画像で太陽光を戴いている巨石こそ、神の降臨の場としての神籬（ひもろぎ）でしょう。

現在は、この巨石の横まで登れるように整備されています。

木々の間を縫うようにある狭い階段を登って巨石にアプローチしました。

登り詰めると一気に視界がひらけます。

巨石越しに瀬戸内海がはるかに臨める絶景です！

気になってコンパスで方位を確かめてみました。

登り詰めた場所から、視界がひらける方向は真東から北に約30度ほど傾いています。

これは、夏至の日の出の方位とほぼ一致します。

ひょっとしたら、古代の先人たちは巨石と太陽信仰をしていたのかも…などと想像するとワクワクします。

ちなみに、岩上神社と併せて行ってみたい神社がありました。

そこはズバリ石上神社！！

淡路市の北淡町にある、やはりこれも巨石群です。

舟木という地名がついていますので、ただならぬところだと思います。

女人禁制と言われていますが、近くから遥拝する別法があるそうです。

つづく

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・11月11日（火）　「若返る！食べるデトックス＆ダイエット」料理教室　ピピアめふ体験会
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・11月24日（祝）・25日（火）　神々と出逢う「ＮＲＣ出雲旅行【岩戸ひらき】2014」　出雲大社・物部神社他

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セミナーやワークショップの開催情報は、セラピースクール「シーズ」 のＨＰをご覧ください。