「闇営業」問題で謹慎していた吉本芸人のうち、
謝罪会見をした宮迫と亮をのぞく11人が復帰となりましたね。

レイザーラモン、コンビ解散も考えた…
2か月ぶり復帰で単独インタビュー<前編>

8/25(日) 6:05配信


 闇営業での謹慎処分が19日に解除されたレイザーラモンHG(43)が24日、東京・新宿の「ルミネtheよしもと」で復帰した。19日以降、順次復帰していた11人のラストとして登場し、立ち見も出る満員の観客の前で相方のレイザーラモンRG(45)と2か月ぶりにネタを披露した。2人は出演後、スポーツ報知の単独インタビューに応じ、謹慎期間中の葛藤やコンビ解散の危機、今後の活動などを激白した。(高柳 義人)


 約2か月ぶりの舞台を終え、HGはやや興奮していた。「この緊張感は久しぶりで、開放感も久しぶりでしたね。2か月空いたんで正直、不安でした」

 ネタ合わせをせず一発勝負で臨もうというRGにお願いして、1時間前からネタを合わせた。楽屋での仲間の存在が緊張を和らげてくれた。RGは言う。「楽屋のみなさんが、いろいろいじってくれた。(千原兄弟の千原)せいじさんが謹慎にまつわる豆知識をいっぱい言って笑かしてくれた」。2人が舞台に向かうと、せいじも付いてきた。「舞台袖で2人きりになったらどうなるのか不安だった。(次の出番の)せいじさんがギリギリまでしゃべってくれて」とRGは感謝した。

 謹慎期間は2人は一切、会わなかった。連絡はLINEや電話のみ。HGは「会おうと何とか試みたけれど『忙しいから』とか、『もう遅いから』って断られ続けた。直接話したかったけれど、まるで片思いしている(恋人)みたいだった」と言う。RGには考えがあった。「照れくさいというか、何を話していいか分からなかった。(もし)目の前で土下座でもされたら」と拒み続けた理由を語った。

 それでも先の見えない謹慎処分は精神的にも苦しい。「(復帰が)いつになるか分からないですし、一人で考えてしまう。Rさんがワイドショーとかで頑張ってくれているのが申し訳なくて、迷惑をかけ続けているので最悪のことも考えました」。コンビ解散だった。

 7月下旬、HGは電話で思いの丈を話すと、RGは「辞めようぜ、こんな会社」と答えた。そう答えた理由をRGは「そこで(HGを)止めるか、辞めるとか決めちゃうのも何だし、2人でしんみりした電話になっちゃうので、(HGに)乗っかる形で『辞めようぜ』と言ってしまった」。

 もちろん本意ではない。その後、RGは大阪の劇場でデビュー直後からお世話になっているベテランの女性スタッフから声をかけられた。「はよ、戻ってきて。よろしく言うといて」。「今回の件で初めて泣きそうになりました。その話をHGにして2人とも電話で詰まってしまった」。デビュー当時の思い出が次々とよみがえっていた。

 HGは「勢いで辞めると言ってしまったけれど、節目節目で声をかけてくれる人がいる。舞台でネタをできるありがたさを思い出しました。もう1回2人でネタをしたいと思いました」。その後、2人から“解散”という言葉が出ることはなかった。=26日配信の後編に続く=

 ◆ネタで決意表明

 〇…HGは復帰の舞台で「詐欺被害に遭われたみなさま、ご家族と友人のみなさま、不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪。RGは「僕への謝罪が足りない。毎日ワイドショーに直撃されてネタを考えるのがどれだけ大変だったか」と返した。ネタはファッションショー。どんどん服を脱いでいき、最後はクールポコのマネで「会社に黙って営業いったやつがいたんですよ」(RG)、「な~に~、やっちまったな。男は黙って吉本の舞台で漫才!」(HG)と“決意表明”した。


〜 後 略 〜


引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000030-sph-ent


まあこの件に関しては先日ガッツリと書かせていただいたように、
ぼくの見解としてはその営業に行った芸人はそんなに悪いのか?
というように考えてます。
いまもそうです。

ですので、復帰の舞台で冒頭に謝罪をしたようですが、
それすらも必要ないんじゃないかとすら思ってるほどです
(それでもなにもないのはマズいということなら「お騒がせしてすみませんでした」と言う程度)


スリムクラブ


まぁそれは置いといて、復帰早々でこの件を自らいじる自虐ネタ
やる芸人がわりといるようで、それが賛否を呼んでるようですね。

今朝のサンジャポで太田(爆笑問題)が
「そりゃいじるよね。この件に触れないほうがおかしいというか。
 いじらないほうが気持ち悪い」

みたいなことを言ってましたし、なるほどと思いました。


「そもそも悪くない」と思ってるぼくからするとこれでいいと思うんですが、
「悪いことをしたのに」と思ってる人がまだまだたくさんいるようなので
そういう人からすると
「すぐ自分でいじるのはどうなの」
「反省してるように見えない」

なんて声も出てくるわけです。

ぼくは「おいおい」と思いますが、でもそれが世間ですからね。
世間のそういう状況を踏まえるなら、自虐ネタにするのは
もう少し慎重にする手もあったのかもしれません。
ぼくとしても非常に不本意ですが、イメージがポイントとなる人気商売ですので。


ただ、そういうファンの声の中でものすごく反論したい気持ちになるものがありました。
「自虐でいじるのではなく、もっと反省してるような内容とか……」
みたいな内容だったんですが、

そんなんお笑いなんだから無理でしょ、と思います。


一般的に「反省してるように見えない」というのは、笑うことです。
笑わせることが仕事である芸人ですからね。

言う人は、きっとどんなネタをやっても「反省してない」と言う気がします。


笑わない、笑わせない、そして反省が伝わる――


芸人のそんなネタって存在するんですかね?
ぼくにはまったく想像ができませんでした。
もしこの人にそれを問いかけたとしたら「それを考えるのがプロでしょ」とか言いそうですが。



……しかしまぁ、相変わらず世間のみなさんは厳しい。

この芸人たちは、
どんな人なのかも知らされずに仲間から頼まれて
直営業に言ってネタをやっただけなんですよ?


「闇営業に行ったのは事実なんだから」みたいな理由で
さも「悪いことをしたんだから」という体で話す人もいますが、
「闇営業=直営業」でありそれは吉本と芸人の問題であって
吉本がそれを黙認している以上ぼくら一般人には関係ない話にすぎず、
「闇営業=反社に対する営業ではない」からね(゚Д゚)!?

完全に「闇」という言葉が独り歩きして
勝手にイメージを悪くしてしまっているとものすごく感じます。


……ネタの中で「もう闇営業には行かない」的な内容のものを盛り込んでる
芸人もいましたが、べつに吉本が認めてる以上は行ったっていいはずなんですけどね。
でも世間が闇営業=悪と短絡的に連想するようになってしまったので……。

ガリットチュウ



……いやー、なんですかね。


もともと悪くないものが、勘違いと拡散によって
悪いものへと作り上げられてしまう
という
恐ろしいメカニズムを見た気がしてぼくは怖いですよ。
現代の魔女狩りみたいなもんでしょうか……。

ああ、おそろしい……(´Д`;)





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