ちょっと、時間がないのに書いちゃいますけど。


(自称)ジャーナリストの安田純平(ウマル)とやらが開放されたという報道が出てますね。

安田純平

ぼくは今日の報道は今朝チラッと観た程度でそれ以降は観てないですが、
どうもいろんなところで言われてる話を総合すると
「よかったよかった」という論調で各局報道されてるようです。



……マジですか(゚Д゚)?


このツイートが有名ですが、取材を「邪魔」する日本政府を批判し、
「自己責任で行くんだから好きにさせてくれ」という主張をしてた人です。



自己責任ということは、
「なにがあっても迷惑はかけない。自分で責任を取る」ということですよ。


政府が止めるのは「命の保証ができない。救出できる保証もない」という状況だからですよ。

それでも行ったわけです。
自己責任で。


保証ができないんだから、救出しないとダメなことになったら
ものすごく面倒なことになる可能性が高いわけです。
多大な迷惑をかけることになります。


それだけ危険な紛争地帯に行くわけですから、ジャーナリストだったらを懸けてるでしょう。
死ぬことも覚悟で行ってるはずです。
そしてその覚悟の中には、拘束されることも含まれているのではないでしょうか?

拘束されれば人質として交渉の道具に使われる可能性が高いはずです。

身代金を払えば「日本人はカネになる」と認識され今後も拉致が続くかもしれませんし、
払った身代金はテロリストの資金源になり多くの人が殺されることになります。

人質になれば多大な迷惑をかけるわけです。

そこまで覚悟して取材に行くんだから、人質になっても救出を望んではいけない。


ぼくがそこまでするジャーナリストだったらそう考えます。


……この安田という男は、過去に5回(!)も人質になってるらしいですね。
どういうわけか毎回開放されてたので、甘く考えてたのではないかと思います。
「拘束なんてよくされるけど、殺されるなんてそうそうないんだから大げさだわ」
と思ってた気がしてなりません。

あとこれだけ捕まる人だったから、テロリスト側との自作自演説なんかも
言われてたりしたわけですし(身代金の5%をもらうとかですね)


なんにせよ、こういう人だったんですよ。


「死ねばよかったのに」とまでは言いませんが、
こういう形で「自己責任」で紛争地に向かったのに捕まり、
救出を求めて多大な迷惑をかけた人間に対して
ぼくは厳しい言葉しかかけることはできません。


……厳しすぎますかね?