クロネコヤマトが宅急便料金の値上げを検討してる話が話題になってますね。
いやー、いろいろ意見はあると思いますけどね。
まずはぼくなりの対策を考えたんで聞いてください。
●再配達は『一度だけ』無料
●2回目以降は有料(100円程度。受け取れなくてもその都度加算)
●2回目以降はコンビニ受け取りを選択すれば無料
●集配所まで取りに行けば割引(50円程度の返金)
これが完璧な対策だと思います。
唯一、「コンビニ業務がパンクする」って問題だけですかね。
それは理解できます。
実際、発送や受け取りのたびにレジが止まってますし(;´ω`)
まぁこれは……「簡易受取カウンター」とかを作るとかしてくれると助かります。
ヤマトも出資して整備していけ、と(笑)
最近は、たいしてカネにもならないイートインスペースを作る店も増えてるんだし、
それを作るくらいならよっぽど受取カウンターのほうが助かります。
そういうのがあって、店の負担が減った上で利用しやすい環境になれば
かなり利用する人が増えてくると思うんですけどね。
もちろん、amazon以外ではまだ一般的でない
注文時のコンビニ受け取り選択をできるようにするのを
楽天やYahooなどでも導入していくということも並行する必要がありますけど。
なにも対策がないままコンビニに流しても、コンビニがパンクするのは目に見えてますからね。
……以上を踏まえて。
事情が変わったりして受け取れないことは誰でもあるから、
再配達は一度だけ無料で対応。
業務を圧迫してるのは「何度も再配達に行かされる」ということのようなので、
2回目以降を有料とすることで、「適当な日時指定」をする輩が飛躍的に減るはずです。
おそらく、8割方一度目の再配達で受取が完了するようになるような気がします。
人間、有料になることが見えてくるととたんに慎重になるものですからね。
それでもダメな場合は……
無料にしたければコンビニに配達してもらい
自分で取りに来る「手間をかけてもらう」という方法を用意し、
ヤマト的に一番コストと労力が低いであろう集配所での受け取りは
同様に「手間をかけてもらう」ため割引きを行い、
そして手間も時間も書けられないという人は自宅への再々配達を
有料にて行う……という三段構えで利用者に選択させればいいわけです。
……どうですか?
ぼく的に完璧な案だと思うんですけど(笑)
ぼくだったら、行ける限り集配所まで取りに行くようにしますけどね。
アホほど利用するんで、50円の割引きでもバカにならないですし。
すぐにでも導入してほしいなぁ……(受取カウンターの整備は簡単には行かないでしょうが)
……ただねー。
これってそれ以前の話ですよ。
取扱荷物量が増えたということはその分売上が上がってるわけだから、
企業としては正しい状況であり本来喜ぶべき状況なわけですよ。
それがこんなに問題になってるということは、単純にヤマトがこの状況に対応する
効果的な手が打てていないということであり、
企業努力が足りていないだけのことだと思います。
値上げをすれば、確実に荷物量は減少するはずです。
荷物量が減少すれば、売り上げは減るでしょう。
それって、売上を伸ばして利益を追求することから完全に逆行してますよね?
荷物が増えすぎてドライバーの負担が増えすぎてるのが問題であるなら、
不足している分ドライバーを増やすなり、
より効率的に働けるようにシステムを見直すなりするべきなんです。
もちろんドライバーは増やしてるそうですが、荷物の増加に対して
そこまでドライバーの増員が追いついていないというのが原因のようですが、
だからってそのツケを利用者に払わせるのっておかしいと思いませんか?
……そもそも、です。
ここまでヤマトが苦しい状況になったのはすべて
amazonを取り扱うようになったからだということは明白なんです。
最近もamazonの箱ばっかり積んでますしねー。
ちょうど少し前に「ガイアの夜明け」でこのことをやってたんですが、
取扱い個数の推移が完全に一目瞭然でした。
いまのヤマトのいっぱいいっぱいの状況は、
完全にamazonを取り扱うことになったのが原因ということがハッキリしてますよね?
それが原因で現場が回りきらなくなり、その対応策が機能していないのなら、
その最大原因であるamazonの取り扱いをやめるというのも
企業であれば選択する必要が出てくるという状況だと思います。
実際、佐川はそれでamazonをやめたわけですしね。
amazonの売上は欲しいけどできる限り投資は抑えたい
……という適正でない経営判断なんですよ、この問題は。
報道を見てると、とにかく「再配達が苦しめている」という論調ばかりなんで
ちょっとこれはどうなのかなぁと釈然としない思いでした。
昔のような「誰でも数百円の注文でも送料無料」はやめたものの
プライム会員なら大概のケースで送料無料で利用することが可能です。
ぼくもたまにamazonは利用しますが、たいへんありがたいです。
が、やはり数百円の商品を無料で配送できるというのは異常ですよ。
超大口なのを盾にして、料金もかなり安価な設定を配送会社に呑ませているからできることでしょう。
amazonの強みは、配送会社が泣くことで成り立っているとも言えます。
amzaonは他企業の命運すら左右するほど巨大になったんだし、
いい加減自前の配送会社を作る必要が来てるんじゃないのかなぁと思いますけどね、ぼくは。
……とまぁ、長くなりましたが。
ヤマトが取り扱いをやめることにして、他に手を挙げるところがなければ
困るのはamazonなんですからね。
悪い条件を呑んで引き受けるほうが悪いんです。
そのツケを利用者に払わせるのは勘弁ですよ、ホントに ┐( ̄Д ̄)┌
……でもまぁ、どうしてもやりたいというのであれば、ぼくの案がオススメですよ(笑)
という話でしたm(_ _ )m
宅配便、27年ぶり値上げ=個人向け含め全面的に
―ドライバー不足深刻・ヤマト運輸
時事通信 3/7(火) 7:50配信
宅配便最大手のヤマト運輸は7日、宅配便の基本運賃について、個人向けを含め全面的な値上げを検討していることを明らかにした。インターネット通販の急増でドライバー不足が深刻になるなど、サービスの維持が困難になっている状況を打開するのが目的。基本運賃の全面的な値上げは、消費税の引き上げ時を除くと1990年以来、27年ぶりとなる。
現在の基本運賃は、箱の3辺の長さが60センチ以内の荷物を関東から関西に送る場合で864円。バブル期の人件費高騰で90年に100円程度引き上げたのを最後に、基本料金には手を付けていなかった。
今回の値上げ幅や時期はこれから詰めるが、新たな中期経営計画を公表する今秋までに値上げの詳細を固める見通しだ。
大口の法人向けは、基本運賃から割引する形で決めており、2014年に全国規模で値上げを実施した。ヤマトは今回の値上げ検討と並行してアマゾンジャパン(東京)など法人顧客との料金改定交渉も進めている。
料金面以外では、配達時間の見直しに着手。配達の時間帯を6区分から指定できるサービスのうち「12~14時」を廃止し、ドライバーらが昼食時間を確保できるようにする方向だ。
また、仕事から帰宅後の受け取りが集中する「20~21時」は、ドライバーの負担が大きいため、「19~21時」への変更を含め、時間帯の組み替えも検討する。ただ、時間帯を広げると不在による再配達のリスクも高まることから、ヤマトは時間帯について慎重に検討するとみられる。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000023-jij-bus_all
―ドライバー不足深刻・ヤマト運輸
時事通信 3/7(火) 7:50配信
宅配便最大手のヤマト運輸は7日、宅配便の基本運賃について、個人向けを含め全面的な値上げを検討していることを明らかにした。インターネット通販の急増でドライバー不足が深刻になるなど、サービスの維持が困難になっている状況を打開するのが目的。基本運賃の全面的な値上げは、消費税の引き上げ時を除くと1990年以来、27年ぶりとなる。
現在の基本運賃は、箱の3辺の長さが60センチ以内の荷物を関東から関西に送る場合で864円。バブル期の人件費高騰で90年に100円程度引き上げたのを最後に、基本料金には手を付けていなかった。
今回の値上げ幅や時期はこれから詰めるが、新たな中期経営計画を公表する今秋までに値上げの詳細を固める見通しだ。
大口の法人向けは、基本運賃から割引する形で決めており、2014年に全国規模で値上げを実施した。ヤマトは今回の値上げ検討と並行してアマゾンジャパン(東京)など法人顧客との料金改定交渉も進めている。
料金面以外では、配達時間の見直しに着手。配達の時間帯を6区分から指定できるサービスのうち「12~14時」を廃止し、ドライバーらが昼食時間を確保できるようにする方向だ。
また、仕事から帰宅後の受け取りが集中する「20~21時」は、ドライバーの負担が大きいため、「19~21時」への変更を含め、時間帯の組み替えも検討する。ただ、時間帯を広げると不在による再配達のリスクも高まることから、ヤマトは時間帯について慎重に検討するとみられる。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000023-jij-bus_all
いやー、いろいろ意見はあると思いますけどね。
まずはぼくなりの対策を考えたんで聞いてください。
●再配達は『一度だけ』無料
●2回目以降は有料(100円程度。受け取れなくてもその都度加算)
●2回目以降はコンビニ受け取りを選択すれば無料
●集配所まで取りに行けば割引(50円程度の返金)
これが完璧な対策だと思います。
唯一、「コンビニ業務がパンクする」って問題だけですかね。
それは理解できます。
実際、発送や受け取りのたびにレジが止まってますし(;´ω`)
まぁこれは……「簡易受取カウンター」とかを作るとかしてくれると助かります。
ヤマトも出資して整備していけ、と(笑)
最近は、たいしてカネにもならないイートインスペースを作る店も増えてるんだし、
それを作るくらいならよっぽど受取カウンターのほうが助かります。
そういうのがあって、店の負担が減った上で利用しやすい環境になれば
かなり利用する人が増えてくると思うんですけどね。
もちろん、amazon以外ではまだ一般的でない
注文時のコンビニ受け取り選択をできるようにするのを
楽天やYahooなどでも導入していくということも並行する必要がありますけど。
なにも対策がないままコンビニに流しても、コンビニがパンクするのは目に見えてますからね。
……以上を踏まえて。
事情が変わったりして受け取れないことは誰でもあるから、
再配達は一度だけ無料で対応。
業務を圧迫してるのは「何度も再配達に行かされる」ということのようなので、
2回目以降を有料とすることで、「適当な日時指定」をする輩が飛躍的に減るはずです。
おそらく、8割方一度目の再配達で受取が完了するようになるような気がします。
人間、有料になることが見えてくるととたんに慎重になるものですからね。
それでもダメな場合は……
無料にしたければコンビニに配達してもらい
自分で取りに来る「手間をかけてもらう」という方法を用意し、
ヤマト的に一番コストと労力が低いであろう集配所での受け取りは
同様に「手間をかけてもらう」ため割引きを行い、
そして手間も時間も書けられないという人は自宅への再々配達を
有料にて行う……という三段構えで利用者に選択させればいいわけです。
……どうですか?
ぼく的に完璧な案だと思うんですけど(笑)
ぼくだったら、行ける限り集配所まで取りに行くようにしますけどね。
アホほど利用するんで、50円の割引きでもバカにならないですし。
すぐにでも導入してほしいなぁ……(受取カウンターの整備は簡単には行かないでしょうが)
……ただねー。
これってそれ以前の話ですよ。
取扱荷物量が増えたということはその分売上が上がってるわけだから、
企業としては正しい状況であり本来喜ぶべき状況なわけですよ。
それがこんなに問題になってるということは、単純にヤマトがこの状況に対応する
効果的な手が打てていないということであり、
企業努力が足りていないだけのことだと思います。
値上げをすれば、確実に荷物量は減少するはずです。
荷物量が減少すれば、売り上げは減るでしょう。
それって、売上を伸ばして利益を追求することから完全に逆行してますよね?
荷物が増えすぎてドライバーの負担が増えすぎてるのが問題であるなら、
不足している分ドライバーを増やすなり、
より効率的に働けるようにシステムを見直すなりするべきなんです。
もちろんドライバーは増やしてるそうですが、荷物の増加に対して
そこまでドライバーの増員が追いついていないというのが原因のようですが、
だからってそのツケを利用者に払わせるのっておかしいと思いませんか?
……そもそも、です。
ここまでヤマトが苦しい状況になったのはすべて
amazonを取り扱うようになったからだということは明白なんです。
最近もamazonの箱ばっかり積んでますしねー。
ちょうど少し前に「ガイアの夜明け」でこのことをやってたんですが、
取扱い個数の推移が完全に一目瞭然でした。
いまのヤマトのいっぱいいっぱいの状況は、
完全にamazonを取り扱うことになったのが原因ということがハッキリしてますよね?
それが原因で現場が回りきらなくなり、その対応策が機能していないのなら、
その最大原因であるamazonの取り扱いをやめるというのも
企業であれば選択する必要が出てくるという状況だと思います。
実際、佐川はそれでamazonをやめたわけですしね。
amazonの売上は欲しいけどできる限り投資は抑えたい
……という適正でない経営判断なんですよ、この問題は。
報道を見てると、とにかく「再配達が苦しめている」という論調ばかりなんで
ちょっとこれはどうなのかなぁと釈然としない思いでした。
アマゾンの過剰サービス、ヤマト宅配便危機の一因に… どう解決?
SankeiBiz 3/8(水) 7:15配信
ヤマト運輸の労働組合が今春闘で「宅急便」の荷受量増大による労働環境の改善を会社側に求めたことで、宅配便急増問題が再びクローズアップされている。ネット通販の成長による宅配便荷物の増加、解決策が見えない不在再配達、物流会社の運転手ら社員の働き方問題-など、かねて顕在化していた多くの問題が複雑に絡まり合う。
ヤマトの労務問題の鍵を握っているのが、世界最大手の通販会社、米アマゾン・ドットコムの日本法人「アマゾンジャパン」である。アマゾンはその大半の配送をヤマトに委託し、ヤマトの宅配便の荷受量急増をもたらした。アマゾンの仕事の量次第で、ヤマトの運転手は過重労働になるという構図だ。
世界最大の通販会社が米アマゾン・ドットコムであり、2016年の世界販売額は約1360億ドル(約15兆4800億円)。うち日本の分は108億ドル。この金額は百貨店大手、三越伊勢丹ホールディングスの売上高(2016年3月期は1兆2872億円)に匹敵する。三越や伊勢丹は買った品物を持ち帰る人の方が多いが、アマゾンの大部分の商品は宅配便で送られる。
だがネット通販を営み、宅配便で商品を送り出す小売業は無数にある。いくらアマゾンが大手とはいえ、シェアは過半数には遠く及ばない。
それでもヤマトの運転手からは時間帯や便によって「アマゾンの荷物が多い」という印象が聞かれる。
アマゾンの場合、量やシェア以上に、その「送り方」にも他社とは異なる特徴があるようだ。利用者目線で指摘してみたい。
先日、アマゾンで注文した荷物が複数に増え、1回ですむはずの宅配回数が3回に増えた経験をした。5回、6回と増えたかもしれない。こうなると“自己増殖する宅配便”と言っていい。
どういうことか。私は年会費3900円を払ってアマゾンの「プライム会員」になっている。配送料無料になる商品がたくさんあり、「お急ぎ便」という当日、翌日に届くという速達扱いの商品も多い。今回のように複数の商品のまとめ買いをしたとき、いくつかの商品の出荷に時間がかかるときは、無料で便を分けて配送される。
大変便利なサービスだが、これが裏目に出ることもある。荷物の数が勝手に増えるので、受け取り回数が増える。「なるべく早く」が原則のお急ぎ便は逆に配達時刻は指定できない。不在となる確率も高まる。先日の私の場合は、荷物が2個に分けられ、うち1個が不在だったため、合計3回の配達を要した。
とはいえ、買った品物はUSBケーブルとか接続端子とかの小物ばかり。以前本欄で指摘したように、品物のポスト投函(とうかん)やメール便を活用すれば、手渡しの必要もなくなり、不在再配達の問題も減る。
SDカード1枚をパソコン1台が入りそうな段ボール箱で配送する「大きすぎる荷物」もそう。他社の場合もそうだが、特にアマゾンには、利用者が歓迎できない過剰サービスは改善してもらいたい。
プライム会員制度はアマゾンが世界戦略として重要視し、会員拡大を大きな経営目標に掲げている。映画や音楽のネット配信など無料デジタルサービスも魅力だ。今後も新しいサービスを増やす。昨年秋から首都圏や大阪・兵庫地域の一部で始めた「プライムナウ」は、食品や日用品などを一定額買えば、「2時間で無料配達、有料配達なら1時間以内で届ける」という。サービス競争はさらに激しくなる。
国土交通省は昨年秋、不在再配達問題の対策をとりまとめたが、通り一遍の模範解答の域を出ていない。なにしろ不在再配達問題の対策として期待される「コンビニエンスストアでの宅配便受け取り」だが、アマゾンの荷物はセブンイレブンの店舗では受け取れないという現状一つとっても、運用の難しさを物語る。
一事が万事、宅配便をめぐる一連の問題は総論や枠組み論では解決できないようだ。まずはシェアも影響力も大きいヤマトとアマゾンが一連の問題をどう解決するか、注目したい。(産経新聞編集委員・高原秀己)
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000503-fsi-bus_all
SankeiBiz 3/8(水) 7:15配信
ヤマト運輸の労働組合が今春闘で「宅急便」の荷受量増大による労働環境の改善を会社側に求めたことで、宅配便急増問題が再びクローズアップされている。ネット通販の成長による宅配便荷物の増加、解決策が見えない不在再配達、物流会社の運転手ら社員の働き方問題-など、かねて顕在化していた多くの問題が複雑に絡まり合う。
ヤマトの労務問題の鍵を握っているのが、世界最大手の通販会社、米アマゾン・ドットコムの日本法人「アマゾンジャパン」である。アマゾンはその大半の配送をヤマトに委託し、ヤマトの宅配便の荷受量急増をもたらした。アマゾンの仕事の量次第で、ヤマトの運転手は過重労働になるという構図だ。
世界最大の通販会社が米アマゾン・ドットコムであり、2016年の世界販売額は約1360億ドル(約15兆4800億円)。うち日本の分は108億ドル。この金額は百貨店大手、三越伊勢丹ホールディングスの売上高(2016年3月期は1兆2872億円)に匹敵する。三越や伊勢丹は買った品物を持ち帰る人の方が多いが、アマゾンの大部分の商品は宅配便で送られる。
だがネット通販を営み、宅配便で商品を送り出す小売業は無数にある。いくらアマゾンが大手とはいえ、シェアは過半数には遠く及ばない。
それでもヤマトの運転手からは時間帯や便によって「アマゾンの荷物が多い」という印象が聞かれる。
■
アマゾンの場合、量やシェア以上に、その「送り方」にも他社とは異なる特徴があるようだ。利用者目線で指摘してみたい。
先日、アマゾンで注文した荷物が複数に増え、1回ですむはずの宅配回数が3回に増えた経験をした。5回、6回と増えたかもしれない。こうなると“自己増殖する宅配便”と言っていい。
どういうことか。私は年会費3900円を払ってアマゾンの「プライム会員」になっている。配送料無料になる商品がたくさんあり、「お急ぎ便」という当日、翌日に届くという速達扱いの商品も多い。今回のように複数の商品のまとめ買いをしたとき、いくつかの商品の出荷に時間がかかるときは、無料で便を分けて配送される。
大変便利なサービスだが、これが裏目に出ることもある。荷物の数が勝手に増えるので、受け取り回数が増える。「なるべく早く」が原則のお急ぎ便は逆に配達時刻は指定できない。不在となる確率も高まる。先日の私の場合は、荷物が2個に分けられ、うち1個が不在だったため、合計3回の配達を要した。
とはいえ、買った品物はUSBケーブルとか接続端子とかの小物ばかり。以前本欄で指摘したように、品物のポスト投函(とうかん)やメール便を活用すれば、手渡しの必要もなくなり、不在再配達の問題も減る。
SDカード1枚をパソコン1台が入りそうな段ボール箱で配送する「大きすぎる荷物」もそう。他社の場合もそうだが、特にアマゾンには、利用者が歓迎できない過剰サービスは改善してもらいたい。
■
プライム会員制度はアマゾンが世界戦略として重要視し、会員拡大を大きな経営目標に掲げている。映画や音楽のネット配信など無料デジタルサービスも魅力だ。今後も新しいサービスを増やす。昨年秋から首都圏や大阪・兵庫地域の一部で始めた「プライムナウ」は、食品や日用品などを一定額買えば、「2時間で無料配達、有料配達なら1時間以内で届ける」という。サービス競争はさらに激しくなる。
国土交通省は昨年秋、不在再配達問題の対策をとりまとめたが、通り一遍の模範解答の域を出ていない。なにしろ不在再配達問題の対策として期待される「コンビニエンスストアでの宅配便受け取り」だが、アマゾンの荷物はセブンイレブンの店舗では受け取れないという現状一つとっても、運用の難しさを物語る。
一事が万事、宅配便をめぐる一連の問題は総論や枠組み論では解決できないようだ。まずはシェアも影響力も大きいヤマトとアマゾンが一連の問題をどう解決するか、注目したい。(産経新聞編集委員・高原秀己)
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000503-fsi-bus_all
昔のような「誰でも数百円の注文でも送料無料」はやめたものの
プライム会員なら大概のケースで送料無料で利用することが可能です。
ぼくもたまにamazonは利用しますが、たいへんありがたいです。
が、やはり数百円の商品を無料で配送できるというのは異常ですよ。
超大口なのを盾にして、料金もかなり安価な設定を配送会社に呑ませているからできることでしょう。
amazonの強みは、配送会社が泣くことで成り立っているとも言えます。
amzaonは他企業の命運すら左右するほど巨大になったんだし、
いい加減自前の配送会社を作る必要が来てるんじゃないのかなぁと思いますけどね、ぼくは。
……とまぁ、長くなりましたが。
ヤマトが取り扱いをやめることにして、他に手を挙げるところがなければ
困るのはamazonなんですからね。
悪い条件を呑んで引き受けるほうが悪いんです。
そのツケを利用者に払わせるのは勘弁ですよ、ホントに ┐( ̄Д ̄)┌
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