今月からレバ刺しをお店で食べることができなくなりました。

NRBS ~ Egypt & Paris ~

先月末は「食べおさめ」をする人たちで
どこの焼肉屋も大盛況とのことでしたが、
ぼくもたまたま先週の平日に行きつけの焼き肉屋に行ったところ
平日のくせにたしかにすごい混みようでした。

念のため店員に、いつもこうなのか聞いてみたら
「レバ刺しが来月から食べられなくなるんで、
 先週からこんな感じです」
とのこと。

テレビでやってた通り、
ホントにみなさん「食べおさめ」していたようです(´Д`;)

正直ぼくはレバーって苦手な方で
当然レバ刺しも食べなかったんですが、何年も前に友達に
焼いたレバーよりも食べやすいから騙されたと思って」
と言われて渋々食べた(笑)のをきっかけに
食べれるようになりました。

最初は「逆だろ……(´Д`;)」と思ったんですが、
たしかに生だとあの鉄くささがなくて食べやすい。
ためしに焼いてみたら鉄くささMAXでダメでしたし(笑)
不思議なもんです。

でもまぁ、食べれるようになったとはいえ
好物になったわけでもなく(やっぱ内臓を生ってのはねー……)、
つきあいでたまに食べる程度。

だから、今回規制されることについても
そんなになんとも思いませんでした。

とはいえ、「食べないからいいや」ですませるのも
なんかかっこ悪いというか自己中な感じなんで、
ちょっと掘り下げてみました。


去年ユッケが規制されたときも思ったんですが、
またこんにゃくゼリーのときといっしょだろ」と。
大多数の安全な食べ方をしてる人のことは置き去りにして
ごく一部のレアケースによる不幸な事故を
クローズアップして規制してるんじゃないかと。

さんざん言われてることですが、
食べ物での死亡事故件数はずっと餅が1位なわけですし
2位はパン、3位はご飯……と続いてます。

だからといって餅は規制されないですし、パンやご飯も然りです。
こんにゃくゼリーのときだって、年間2件とか4件とか、
その程度の死亡例があるだけでした。
それも本来推奨されていない食べ方をさせたりして。

去年問題になったユッケだって
考えられない激安価格で怪しいですしやっぱり管理はずさんでしたし。
食材というよりは管理に問題があったことがわかってます。

その点、餅はたいてい食べ方はみんな変わりませんからねー。
イレギュラーな食べ方は思いつかないくらい(笑)
死因も窒息死ですし、素材に問題があるのが明白です。

パンとかご飯にいたっては、さすがに主食なんで
圧倒的に口にする頻度が高いからだと思いますし。
そりゃ分母が多けりゃ事故も増えるでしょ。


……ここまで書くと生肉の素材自体に
リスクはあまりないような流れになるところなんですが、
レバーには確実にカンピロバクターなどの
食中毒を引き起こす菌が生息していたりして、
他の部位に比べてリスクが高いのも間違いないんですよね。

そりゃ素材自体のリスクが高いのなら
規制されるのもしかたなしかもしれません。

ただ、ここで気になるのは発生率ですよね。

どんな食材だって100%の安全なんてあり得ない。
たから、食べる頻度と「食べ方による差異」がどの程度か、
そのあたりを考慮して規制すべきかどうかを決めないとダメ。

……なんてことは厚労省もわかってるでしょうが(笑)

ここの判断が、こんにゃくゼリーのときみたいに
今回も消費者庁が主導したせいなのかはわかりませんが、
とにかくリスクに対しての規制のしかたがおかしい感じはしますよね。

主食でもなく食べるに当たっての注意点もそれほど必要がないですし
(一般的な生ものの食材への注意点のレベルですよね)

実際、それまでの基準で世の中の人たちが口にしてきて
ほとんどの場合は問題なく消費されてたわけですよね
(そりゃ100%の安全はないんでごく一部の事故はありますよ)


……目くじら立てて禁止するようなこと(゚Д゚)?


ちょっと極端だなー、と思います(´・ω・`)
どうしてもというなら、ふぐみたいに免許制にするとか
なんかいろいろやり方もあるんじゃないの?
(ふぐの危険度から言ったら鼻糞みたいなもんですけど)

お役所仕事、最近ちょっと雑じゃないですか?



……すみません、なんか独り言でまとまりがなくなっちゃいました(;´ω`)