福島第一原発支援のために来日していた
ウラジーミル(クソ長いため略)副所長のインタビューについて、
ロシア国営ラジオの「ロシアの声」とやらを取り上げたこの記事が
すごく興味深かったので紹介します。

詳しくはこちらのブログで読んでもらうとして、
要約したこの部分。

1.民主党は長年野党にいたため、
  危機管理システムの運営ができていない。

2.日本側は、外国の経験や助言を活用することは、
  欠点をさらけ出し、自らをおとしめることになると
  考えていたようだ。

3.福島第一原発を巡っては以下の具体的問題があった。
 (1) ロシアでは5分で決定できることを、会議、
   1人しかいない責任者の決裁を得るために
   時間を浪費し、事態の悪化を招いた。
 (2) ロシアならば直ちに通電したが、
   日本側は9日もかけた。
 (3) ヘリコプターによる散水は無意味である。
 (4) 無人で建物の間近から放水する手法を思いつかなかった
[(3)(4)については、ロシア側の提言を日本側が採用した]

4.危機管理の責任者は、東京ではなく現地で行うべきだ。


まぁこのブログにも書いてあるようにいろんな見解がありますが、
まさにすべてが「日本的」だと痛感しますね。

とくに2番。

すみやかに事態の収拾を図り、被害を最小限に食い止めて
国民と国益を損なわないようにすることが第一なはずなのに、
けっきょくは自分たちのことを考えているわけで。

こんな人たちが国を運営してるなんて……orz

自民党だったらまた違う展開だったんじゃないかと
思わずにはいられませんね
(劇的に的確な対応ができたとも思えませんが)。


ま、あんまり悲観的なことばかり書いてもしょうがないんで
前向きになれる……というか心配が少しは解消する話題を。

Dr.苫米地のブログ

ここを読むと、盛んに報道されている
放射性物質が含まれている食品について、
いろんなことがよくわかります。

科学的な面から理論的にわかりやすく、
「だから大丈夫」と説得力のある内容です。

恥ずかしながらぼくはこの苫米地氏を知りませんでしたが
Wikipediaによると
なにやらよくわからないお方(笑)です。

放射線の分野のプロというわけではないようですが、
情報収集や情報処理の能力は
こんな一般人レベルとはかけ離れてるでしょうし、
こうやって全世界の人が目にするブログに
こういう形で掲載してることには
それだけで説得力があると思ってます。

だから、きっとここに書かれていることは
少なくともテレビで報道されていることよりは
真実に近い……はずです。

……紹介しておいてこんな程度の認識で申し訳ないです(^^;
(詳しい方の反論などもお持ちしてます)

いろいろと放射線について不安な方は
とりあえず読んでみて損はないブログだと思います。
読んで、そして自分で判断しましょう。

アバウトすぎて不安感しか増幅しない
テレビの情報に踊らされるのはやめましょう。

ちなみに、他の日の記事にも、原子炉のことや
「放射線」と「放射性物質」の違いなど、
ものすごく気になることがたくさん書かれてるので
時間のある方はいろいろと読んでみることをオススメします。


また、これとは違う見解や
もっとわかりやすかったりためになるサイトなど、
あったら教えてくれると嬉しいです!