人生の一大イベントであり、
最高の晴れ舞台とも言われる「結婚式(&披露宴)」。
たいへん喜ばしいイベントですよね。

最近はかなり減ってきたとはいえ、
式をあげるという方が大半だと思います。

……この結婚式(というより披露宴)については
ぼくはどうしても許せないことがあります(またか)。

先に断っておきますが、
ここから書くことは
あくまでぼくの勝手な考えです。

決して式をあげる方たちを否定するわけではありません。
気分を害された場合は申し訳ないです。

と、結婚式……というか披露宴ですね。

先日書いた葬式にも通じることなんですけど、
これもやっぱり祝いたい気持ちがない人は
出席すべきではないと思いますね。

友達が思い出を和気あいあいと語り合ったり、
感動を呼ぶ両親への感謝の言葉なんか
これっぽちも心に響かず、
どうしても冷めた目で見てしまいます。

まぁなにかがない限りは
前に出ていく場面もほぼないですし、
適当にやり過ごして
コソッと帰ればいいだけなんですけど、
祝儀は発生してしまったりしますしね。

ってゆーか、祝儀を苦に思うのは
もはや出席すべきではないですよね(笑)

ま、披露宴の場合なんかは祝い事ですので、
最悪欠席するのも比較的しやすい方ですけど、
欠席しづらい間柄もあるじゃないですか。
親戚だったり、会社関係のあまり親しくない人だったり。

このあたりですよね。

「ホントに俺なんか呼びたいの?」
とすら思っちゃいます(ひねくれてるのかな)。

……ま、その話題はそれくらいにして。

ぼく思ったんですけど、
そもそも披露宴っておかしいんですよね。

だって、
「みんなに披露する会」というのはわかりますが、
基本的にその内容って
自分たちプロデュースじゃないですか。

だれを呼ぶか決めるのも自分たちだし、
料理なども自分たちが決める。

……となると、
出席する人たちって「ゲスト」ですよね?
なんかもてなされる側な感じです。

そう、ディナーショーみたいなもんですよね。

となると、参加する側は
「行きたい」「観たい」から行くわけで。
あまり行きたくないのに行っても
楽しめないですよね、ふつう。
「あーあ、時間とチケットもったいなかったな」
ってことにならないですか?

でも決してそんな見方はされない。
めでたいから(笑)

でも、要約すると

「おーい、俺たち結婚したから見に来いよ!
 美味しい料理たくさん料理して
 衣装も何パターンも見せるから、
 おまえらも俺らを祝う言葉を考えとけよ。
 そうそう、参加費として"祝儀"もよろしくな。
 金額はやっぱりチェックさせてもらうんで
 そのへんを考えるんだぞ!」

っていうイベントです、披露宴って(笑)
乱暴ですけど。

だから、ぼくは思ったんですよ。
「周りが企画して祝うべき」なんですよね。
会場から当日のプログラムから
すべて、それを運営する人たちで決める。
「祝ってあげたい」近い人たちですね。

呼びたい人だけは新郎新婦の意向を汲んで
代わりにすべて手配する。
あ、衣装も新郎新婦の意見を
聞いた方がいいですね。
でも、1着だけでも運営スタッフ側が
サプライズ的に用意しておくのもおもしろいかも。

そして当日は、
新郎新婦はすべて運営スタッフの指示に従うだけ。
リハーサルは運営スタッフがするだけでいい。

……っていう方が
理にかなっている気がするんですよね。

祝いたい人が心から祝えるし、
祝ってもらう人も素直に楽しめる。
招待状制じゃない別の方法で
呼ぶ人に対し出席の意思を問うようにして、
ぼくみたいな冷めたヤツは
欠席しやすい雰囲気にする(笑)

これこそ真の、
みんなでお祝いする披露宴になる気がします。

ただ、これの問題点が一つ。

やっぱり新郎新婦(と家族)が
予算を立てて式を計画するんで、
第三者が式を計画するのは難しいという点ですよね。

先に予算を聞いておくってのも野暮ですし、
なんかいい方法があればいいんですけど。

実際にやらないのにこれ以上深くは
掘り下げられませんでした(笑)