https://www.doshinsports.com/files/rcms_conv_webp/files/topics/15941_ext_01_0.jpg_1718204317.webp?v=1718204549

 

■天皇杯2回戦 札幌3―1栃木シティ(6月12日、札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌がFW出間思努(18)&MF原康介(18)の高卒ルーキーコンビがそろってゴールを決めるなど3得点を挙げて、JFL3位の栃木シティに快勝。7月10日に行われるJ2山形との3回戦(詳細未定)進出を決めた。

左足振り抜きボレーシュート

 リーグ戦最下位と悩めるチームの活性化には欠かせない若い力たちが、札幌ドームのピッチ上で躍動を見せ、ゴールという結果を出した。まずは出間だ。札幌が1点リードで迎えた前半16分、右サイドからMF田中宏武(25)がゴール前へクロスを送ると、先制点をマークしたFW金健熙(29)がDFの裏に抜け出した出間にラストパス。相手GKとの1対1の局面の中、出間は冷静に左足を振り抜いてボレーシュートをたたき込んだ。「ああいう場面では常にボールが来たら、ゴールに行けるイメージをしていたので、(実際に)ボールが来て得点を決めることができました。良い(ゴールへの)嗅覚だったと思います」と胸を張る。