身体と心と脳が一体化した【一貫性】



我々はあらゆるところに自己といわれる縄張りと、生活世界といわれる領土に境界線を引く。



分離された世界をさらに分解し、恣意的な思考と言語を使い身体と心と脳が別々に存在しているかのように暮らしている。



身体と心と脳が、バラバラであっても一個人であり、その中には確実に自我・個性というものを持ち、状態的には一体化しているように見える。




しかし、深く「身体としての自分」「心の中の自分」「脳の記憶の中にある自分」という三者と交わると、理不尽(脳)で無秩序(心)でわがまま(身体)な生命体を表現する。



ある時は、組織の中の行動と、日常生活との行動の中に。



ある時は、一般常識と、日常常識との中に。



ある時は、不況と政治との中に。



ある時は、男性と女性との中に。



ある時は、この中に・・・・・。




我々はこんなにも体の中がバラバラなのに、どうやって秩序や根拠を求め何故、執着するのか・・・・・?