スポンジ生地の代わりにメレンゲを焼いて台にしたケーキをパブロバと言います。
白いパブロバは以前何度か作ったことはあったのだけれど、今回、チョコレートのパブロバに初めて挑戦して、実は簡単ということに気がつきました。パブロバは、焼きが足りなかったりすると、たまに微妙に生臭い感じがしたりすることがあったのだけれど(これは私が感じるだけで、誰もそんなことは言わない)、ココアが入ることによって、卵特有のクセも抑えられ、とっても美味しいと思います。これは大人にも子供にも大人気のレシピです。
一度お試しあれ。
チョコレートパブロバケーキ
材料
[パブロバベース]
・卵の白身 4個分 (卵は室温に戻しておく)
・塩 ひとつまみ
・グラニュー糖 1カップ
*(イギリスではそれよりも粒子の細かいcaster sugarを使います。あれば、粒子の細かいタイプのグラニュー糖がおすすめ)
・白ワインビネガー 小さじ2(レモンでも代用可)
・ココアパウダー 大さじ6
[ラスベリークリーム]
・生クリーム 2カップ
・グラニュー糖 1/2カップ
・マスカルポーネチーズ 250g
*(日本では手に入りにくいと思うので、省略しても大丈夫。もしくはクリームチーズを50-100g位入れても)
・ラズベリー 1/2カップ
*(なければ苺ジャムやラズベリージャムを大さじ1-2で代用。その分お砂糖を少し減らします)
[飾り用ベリー] ー 飾り用なので、ベリー類でなくても大丈夫です。
・苺 450g
・ラズベリー 600g
・ブルーベリー 450g
作り方
[パブロバベース]
1 オーブンを100度に温め、ベーキングシートに2つの円を描き、オーブンの外に置いたトレイに並べる。
2 卵の白身に塩を入れ、砂糖を少量づつ入れながら、ツノが立つまで泡立てる。7ー10分間は泡立てる。ツノが立ち、砂糖が溶けて滑らかに光沢が出るくらいが目安。メレンゲはやはり機械に頼った方が断然良いと思います。我が家にはキッチンエイドがあるので、お菓子作りが本当に楽です。もし、これからハンドミキサー購入を考えているなら、少しお高いけれどキッチンエイドがおすすめです。これがあると、お菓子を作る気になります(笑)。
3 2に白ワインビネガーを入れ、さっと混ぜて、ふるったココアパウダーを加えてささっと混ぜる。混ぜすぎて泡が潰れないようにさっと手早く混ぜる。
4 3を二等分し、円の上に乗せて平たく伸ばす。
5 オーブンに入れて、45ー1時間ほど焼く。触ってみてメレンゲがパリッとした感じになったていたらオーブンを止めて、冷めるまでメレンゲをオーブンに放置しておく。私は1ー2時間以上ほっておきます。
*(冷めてチェックした時に、裏側がメレンゲになっていなかったら裏返してもう一度20分くらい焼くとよい)
[ラスベリークリーム]
1 生クリームと砂糖を混ぜて泡立てる。泡立ってクリーム状になったらマスカルポーネとラズベリーを加えてよく混ぜる。
*(ラズベリーをつぶして薄いピンクのクリームにする)
バブロバベースをケーキ台に乗せ、その上にラズベリークリーム1/2を乗せ、その上に半分のベリー類を乗せる。その上にもうひとつのパブロバベースを乗せて、繰り返してラズベリークリームとベリーを乗せる。
出来上がり!
お友達から分けてもらったエディブルフラワーを乗せてデコレーションしてみました。とってもかわいい〜。
参考にしたのはこの人のレシピです。


