ACCEPT BLOOD OF THE NATIONS
2010年リリース 12作目
ジャーマンメタル
曲リスト
- Beat The Bastards
- Teutonic Terror
- The Abyss
- Blood Of The Nations
- Shades Of Death
- Locked And Loaded
- Time Machine
- Kill The Pain
- Rolling Thunder
- Pandemic
- New World Comin'
- No Shelter
- Bucket Full Of Hate
- Land Of The Free (Japan exclusive bonus)
4度目のバンド再結成後の最初の作品であり14年振りの作品。
ヴォーカルがバンドの看板シンガーウドから『TT QUICK』のマーク・トーニロに変更。
2009年ウルフとピーターが二人でソングライティングを行いヴァイヴを感じ再結成の決意をした。
ニュージャージーのスタジオで曲をまとめ始めた時関係者によりマークとのセッションを進められマークと「Flash Rockin Man」をジャムったウルフとピーターは『ACCEPT』の新ヴォーカルに相応しいと確信したという。
マークの歌声は確かにウドに似ているがそれを抜きにしても純粋なメタルシンガーとしてかなり実力が高いと言える。
90年代及び前作の作品が賛否両論であり特に10作目の「Death Row」はモダンへヴィなメタルサウンドとなりACCEPT節が減少しファンから不評を買った。
今作のプロデューサーアンディ・スニープはそんなソングライティングを見直すためメンバーに過去の名作BREAKER~BALLS TO THE WALLを最初から最後まで聴き込めと指示し原点回帰に至り今作が完成した。
4度目の再結成後の代表曲「Teutonic Terror」「Pandemic」「Kill The Pain」はマーク時代の定番曲となりライブでもよく演奏される。
今作はウドがいない『ACCEPT』なんて『ACCEPT』じゃないという人や90年代の作品で落胆した人に是非聞いてほしいリユニオン(再生)作品であり、個人的には過去の作品に匹敵する傑作だと私は思う。
ただし、どうしてもウドじゃなきゃいけないって想いがあまりにも強くヴォーカルの声が似てようが実力があろうがなにがなんでも認めない人達以外には。
7曲目「Time Machine」はバージョンによってボーナストラック扱いだったり収録されてなかったりする。
好きな曲ベスト3
Beat The Bastards
Teutonic Terror
Pandemic