私のTwitterでこんなツイートと記事がちょっと話題になってまして



 

 


折りたたみ自転車は折りたためば実質0台!をやたら強調してて、読んだ人の反応としては、「もう1台持てる!やったー!」みたいな反応が多いですね


私も折りたたみ自転車の魅力は理解できます。

あ、こんな時に折りたたみあればなぁ…って思うシチュは結構あるんですよね。


でもやはり持つに持てない。私個人の理由があります。


  使い分けがめんどくさい。


折りたたみ自転車の魅力に取り憑かれた人は何台も自転車を持ってます。2台とかのレベルじゃない。4台から入門完了みたいなレベルです。


なんで折りたたみ自転車を何個も持つかって、個性が強すぎて強みと弱みのギャップが激しいのです。


詳しく書くとキリないので一例としてホイールサイズだけで述べますが

20インチだと走りがいいけど折りたたみはコンパクトじゃない

12インチだとコンパクトになるけど走りや乗り心地が良くない


とか一長一短が激しすぎる


それを補うために、何台も買うんですよね



私ははっきり言うと使い分けなんてできないです。


現にロードバイク、電動アシスト、MTBの3台持ちをしていますが


ロードバイクはほぼお釈迦状態です。インテリア行き。


お釈迦になると、幅とる荷物にしかなりません。


仮に使い分けが出来たとしても3台を車体清掃、チェーンメンテ、その他してたら管理が大変です


使い分けが出来ないなら、1台に全ての魅力を集約するしかない


その結果行き着いたのがMTBです。



  マウンテンバイクのデメリット

先にマウンテンバイクのデメリットをまとめておきます


・車体が比較的重め

・色々無駄にデカい

・速度は出せない

・駐輪ラックはラスボス。


私が感じるデメリットはこんぐらいです。

ホンマに深刻なデメリットは駐輪場問題ぐらいです。



  本題 MTB万能説

さて、本題に行きましょう


 MTBはまず皆さんの懐に優しいお値段になってます。


本格的な山仕様のMTBはロードバイク並の値段ですが、街乗り時々トレイル意識のMTBなら5万からです。

スタンドと鍵とライトは付いてないですが、ペダルとベルは付いてます。これだけで3000円は浮きます。買いやすいでしょ?


 ​ディスクブレーキ搭載

5万からの自転車でディスクブレーキが付いてます。ロードバイクとかだと最安値でも10万からです。

油圧の方がいいなら7万ぐらいなら相場かな?


ディスクブレーキは整備がめんどくさいとディスられますが、走りに関してはやはり安心感が断然違います。オートバイにも使われるぐらいの実績がありますからね。安心して止まれます。リムシューのカス汚れにも悩む必要もない!


 どこでも走れちゃう

太タイヤを履くことで寄り道の幅が広がります。

ヒルクライム中に行けそうな山道があれば吸い込まれるようにそちらに行きます。舗装路<山道です。

舗装路でも段差に吸い込まれるし、安全確認した上で階段をチャリで下っていきます。楽しい。

実質走れない道は針の山ぐらいじゃないかなと思います。ライテク上がれば崖も下れるし。


万能説の軸はここですね。道を選ばなくてもいいという点は大きな長所になります。



 街乗りカスタムも。

ロードバイクにカゴはダサいですし、折りたたみ自転車にカゴは適合するか不安になります


が、マウンテンバイクはカゴ付けてもそこまで違和感ありません。少年たちが乗るMTB型キッズサイクルになるだけです。


リアキャリアも着けたらジャイロキャノピーも顔負けの積載バイクの出来上がりです



理論上はこれより積める




  輪行もできる


私のBOBCAT TRAIL3はクイックレリーズ式のディスクブレーキ仕様という特殊ホイールなので輪行がさらに簡単。もちろんスルーアクスルもOK。


ディスクブレーキ特有の手間がありますが、慣れれば1分ぐらい作業時間が増える程度です。


  遅いと言われるがそんなに遅くない

MTBは漕ぎが重いとか速度が出ないとかディスられますが、そんなに遅くはないです。

折りたたみ自転車の方が漕ぐの大変じゃないかな?


クロスバイクと比べるとやはりハンデがつきますが


結局は乗り手次第です。



それでも遅さをカバーしたいなら

フロントギアの大きさを変えると良いです。52T変態カスタマイズいっちゃう?


  走りだけじゃない!トライアルも

MTBは走るだけでなく、「遊ぶ」こともできます。

トライアル競技で難所を技で越えていく競技です。

その技の練習に没頭する…というのもありですね。


前輪持ち上げれるだけでも簡単にイキれるので


マウントマンにもオススメです。


  私が考える最強のマウンテンバイク

これさえあれば1台で行けるっしょってMTBを理論上で行くならば


ハンドル幅600mm

1.7〜1.9インチ幅のタイヤ(駐輪ラック幅ギリギリ)

フロントサスペンションストローク量120mm前後

クロカン用MTB(車重軽め)


お好みでe-MTB



自転車は言うて高いし、置く場所にも困るものなので

1台に集約できるならしたい。そんな人は是非MTB選びで悩んでください

何かをしなくなっても、別の遊び方に簡単に繋げれるのがMTBの最大の魅力です。