閑話休題 ~後藤田正晴~
ども
おじさんKです。
珍しく、個人名でのブログです。
いつも、政治家の悪さを書いていますが、
今回は違います。
おじさんKが、中学生の時から、
総理になってもらいたいと思っていた人です。
もう、鬼籍に入られてずいぶん経ちました。
このDNAを後藤田正純も受け継いでいるかと思ったんですが、
わずかにずれている気がします。
郵政の時、後藤田正晴氏であれば、
選挙も顧ず、しっかりと持論を展開し、
反対を貫いたでしょう。
最も、正純はまだ力が無く、自民の名前で選挙してますから
無理かもしれません。
(消費者金融の時はがんばりましたけど)
この、後藤田正晴氏、確かに、金脈政治の原点、「田中派」です。
公職選挙法違反で、スタッフから大量の逮捕者も出ました。
暴力団の顧問を「紳士だ」と発言したり、問題もありました。
しかし、言っていることと、やっていることに一貫性があり、
国民中心の政治家であったことは確かです。
(その辺は、佐々敦之氏の著書などでもわかります)
小泉改革も、危険であると警鐘し、先見の目も持っていました。
過去の履歴、健康上の理由で、総理になることを断り、
副総理までで、終わってしまいました。
今でも、竹下退陣の時、伊藤正義氏・後藤田正晴氏
のどちらかが、総理になっていたら・・・と思います。
この方は、国家が緊急時の時も、安定している時も、
国民中心に考え行動できる政治家だったと思います。
既に、鬼籍に入られて3年、今年5月で4年になります。
この先、これだけの政治家が現れるのか、
また、現れなかった場合、日本はどうなるのか、
考えてしまいます。