閑話休題 ~派遣切り~ | 閑話休題

閑話休題 ~派遣切り~

どもパー


おじさんKです。


やなニュースですね。


派遣切り。


3万人の失業者が出てるそうです。


私の友人に失業者がいます。


その友人いわく、


最近、アルバイトの貼り紙が、一気に減ったそうです。


友人は、派遣に登録しましたが、


担当者に「仕事が無いので、期待しないで下さい」

と言われたそうです。


この元凶は、小泉改革にあります。


自由化の下、派遣の適応を緩めました。


本来派遣は、人材確保が難しい、技術・高度なIT


等に対し、行われるだけのはずでした。


それが、一般職まで自由化され、


大手の、欲深い上場企業が、


社員を雇うより、安い派遣に飛びつきました。


そして、中小にも広がりました。


派遣は本来の姿から、明らかに姿を変えていきます。


そして、経団連のバカ経営者たち・政治家たちは、


「派遣がいなくなると会社は硬直する」

(御手洗経団連会長)

「日雇い派遣を好んでる人もいる」

(福田前総理)

そのほかにも、

「そごとがないよりいいだろ」

「ぜいたく失業」

なんてことも言ってる。


勘違いもはなはだしい。


社長・役員・部長・課長も

社員がいなければただの人。


社員だって、派遣・パート・アルバイトがいなければ、

まともに仕事にならない。


ある日、日本全国の、派遣・パート・アルバイトが、

一斉に退職したら、彼らは即、倒産に追い込まれる。


1人では、商売も何も出来ない奴らの思い上がりである。


ワーキングプアの温床である日雇い派遣、


原則禁止の方向に向かっている。


財界は猛反発。


財界は、20年前、派遣なしでがんばっていたはずだ。


しかし、今の経営者たちは、努力もせず、


安い労働力と、すぐに解雇できる派遣を基本に経営している。


間違ってはいけない。


会社は大きくなるごとに、社会に利益還元し、


奉仕を行う責任がある。


今の経営者たちは、ただの守銭奴である。


派遣であれ、パート・アルバイトであれ、


自分の会社に貢献した人たちである。


感謝こそすれ、使い捨てのもののように、


扱ってはいけない。


退職した瞬間、どんな形でも、どんな会社にとっても、


その人は、お客となり、消費者となる。


経営だけに目が奪われ、社会の構造を


忘れた会社は、必ず没落する。


今年の上場企業倒産件数は29件。


戦後最悪である。


社会構造を無視し、利益のみに走った結果である。


小泉・竹中が、自分たちの利益のため、


日本を壊したことが悔やまれる。


政治家・財界人は、自分の財産のことだけでなく、


日本全体に目を向けるべきだろう。


オリックスの宮内というバカが、

「格差是正より、会社の成長」

と発言している。


格差が社会に広がると、犯罪も増え、


国としての機能を失い、


破綻することを解らないのだろうか。


日本は、最悪の国家に変わってしまうかも。


おじさんKも外国に住みたくなってきました・・・