検査結果が出た日④の続きです

抗がん剤の治療に入る前に自宅に帰り、
家族4人でお出かけをしたり、
友達が家に来てくれたり、
楽しい時間を過ごしました。
いよいよ入院2日前。
という日の夜中に娘が39度の熱を出しました。
生後2ヶ月もたっていない赤ちゃんが高熱を出すのは
よくないようで、
友達の生後1ヶ月程の子供が高熱を出して
入院した話を聞いていた私は、
【もしかしたらこの子も入院しないとダメかもしれない。】
そんな事が頭の中を埋めつくしました。
娘の事が心配なのに、入院したら私がついていてあげないといけないのに、
私が入院なんてしている場合じゃないのに!
夜のせいもあり、頭の中は悪い方にしか考えられず。
まだ娘が入院しないといけないと決まっていないのに
"そうなった時に自分は何もできない。"
普段なら車を運転して自分で子供達二人を病院に連れて行って、この子が入院になっても手続きや付き添いなど私ができるのに。
なんで私が入院なんや。
私が病気になっている場合ではないのに!
自分が何もできないことに
悔しくて泣きました。
泣いたというか何かがぷつんと切れたみたいに
泣き叫びました。
主人は私が泣き叫びながら話しているのを
黙って聞いてくれていました。
次の日の朝、仕事が休めない主人のかわりに
お義父さんに車で小児科に連れて行ってもらい、
診察してもらいましたが
熱も下がっているし、心配なさそうなので
自宅に帰り、何事もなく過ごしました
