私の住んでいるアパートの近くには、コンクリート2面張りの川があります。
散歩の時には必ずこの川で、とある生き物を探します。
いました!
この緑のですが、わかりにくいですね。
拡大してみます。
わかりますか?
これはイグアナなんです。
どうやら日光浴しているようです。
そっと近づいてみました。
(注意 : 爬虫類が苦手な方は下の写真をクリックすると拡大するので気をつけてください)
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トカゲというより恐竜といったほうがいいかも。
最大 1.8m にもなるそうです。
この子は数メートルまで近づくと、私の気配を察知したのか、すぐに起きました。
動きは意外に素早くて、この後、下の川へ飛び込んで泳いで行きました。
イグアナの他にも、沖縄には元々沖縄にはいなかった生き物(帰化動物)がたくさんいます。
マングース、グッピー、アロワナ、アフリカマイマイ(大きいカタツムリ)等、あげればキリがありません。
なんと、ピラニアやコブラが見つかったこともあります。
この生き物達は、ヒトの勝手で沖縄へ持ち込まれ、あるものは捨てられ、自分達が生きていく為に元々沖縄に住んでいる生き物を食べ、子供を産んで増えていきました。
しかし、現在はこれらの生き物が増えすぎて農作物を荒らしたり、元々沖縄にいた生き物をかたっぱしから食べて絶滅に追いやっています。
そして後から被害が出ているとわかると、この生き物達を持ち込んだ張本人であるヒトの手により、駆除という名目で数え切れないほどたくさん殺されています。
数年前に多摩川に現れたアザラシはタマちゃんと名付けられ、歌が作られ、タマちゃん饅頭が作られ、特別住民票が与えられ、タマちゃんの為に河川工事を一時中断までしました。
このイグアナとタマちゃんは、一体どこが違うというのでしょうか?
実は、このイグアナは数年前からずっとこの川に住んでいました。
誰かに捕まると困るのでブログには書かないでおこうと思っていたのですが、いつのまにかいなくなってしまいました。
私は散歩の途中に、このイグアナと会うのをとても楽しみにしていました。
もしかしたら駆除されたのかもしれません。
でも、どうか、何処か別のもっと住みやすいところで、元気で暮らしていますように。