立春は過ぎましたが、
まだまだ寒い日は続きます。
そんな寒い夜に思い出すのが、
火の用心の夜回り。
ワタクシが小さいときによく歩いてまわりましたよ
その頃というと、
もう50年くらい前になるでしょうか。
当番で回ってくるんですよ。
何時に回ったかは覚えていないんですが、
暗くなると拍子木を首にかけて、
「マッチ1本家事の元、火の用心~」
カンカン(拍子木の音)
と決まった所をまわります。
恥ずかしいので小さい声で言うと、
もっと大きい声でよく聞こえるようにと注意されたことがありましたよ。
当時は子供だったので、
こんなことやって意味があるんかな?と思っていました。
でも今思うと、
誰かが見守ってくれているという安心はあるのかなと。
でもこの時代に、子供が火の用心で回るなんてないでしょうね。
あの拍子木って案外遠くまでよく聞こえるんですよ。
また聞いてみたいですね。