夏の農作業は、暑さとの戦いだ。
 

 

いや、、戦ってはダメだ。暑くない時を選んで、なるべく省エネで作業するに限る。


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今日は、春夏の野菜収穫が終わった3番ウネを掘り返して、秋冬に向けて新しいウネを立てる作業をやりたい。


畝立ては、スコップと鍬を使う肉体労働。


空はピーカン。この猛暑。


これは、朝の涼しいうちに作業するしかないな、、、


、、、と思って、自分的にはちょっと早起きした。


畑に着いたのは、午前9時。



すでにこの日差しである。暑い。。。


朝なら少しは涼しいかと思ったのに、、、なんだこの暑さは、。


まあ、、、しゃーない、とにかく作業を始めるか。

 

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この防虫ネットは、先日までここで育てていた葉物野菜の名残。中は、すでに全部収穫してある。


このネットを撤去し、土をスコップでざっと掘り返すのが、本日最初の一手だ。


ちなみにこの畝は、長さ約3メートル、幅は1メートル弱ほど。巨大、というほどではないけど、人力で掘り返す面積としてはそれなりに広い。



一通り掘り返したところ。ここで一旦休憩。水を飲む。


次は、ここに有機肥料を撒く。



少し整地して、肥料を撒いたらこんな感じになった。

次は、鍬を使って、撒いた肥料を土の中にすき込んでいく。


、、、と、この辺りまでで約1時間経過。時刻は10時。


ますます、暑い。クソ暑い。

 

 





畑の作業小屋の中の温度計を見たら、38度ぐらいになっていた。これは室内温度で、野外はもう少し低いだろうけどそれでも32〜33度ぐらいあったんじゃないか。。



あーー、こりゃこのまま続けたらへばるな、下手したら倒れるな。


いっぺん引き返そう。畝立ては、、夕方だ。

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家に戻ってシャワーを浴び、昼飯を食べてちょっと昼寝して、あれやこれやしてたら、夕方5時を回ってちょっと涼しくなってきた。


よし、もう一度畑へ行くぞ。



日没寸前で、もう日差しはこんなにやわらいてる。



朝よりずっと涼しい。これなら捗りそうだ。


ただし、、日が出ているのは多分あと1時間そこそこ。急がないと。


軽く水を撒き、ウネを形成する。


要は、土を湿らせて、こねて積み上げるわけで、、やることは砂場遊びと一緒だ。




ここにたっぷりと水を撒き、、、


透明なマルチで全体を覆う。




夏の暑い期間、この状態で放置しておくと、、


中の水分が蒸発してマルチの中が高温になり、土壌中の菌や粘菌、病害虫の卵などを死滅させるという。


太陽熱消毒。農薬などを使わない有機嚢胞の菜園で、土壌を改善するために使われる手法だ。


うん、、ここまで進められてよかった。。

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この畝は、8月いっぱいはこの状態で放置。


9月になったら、白菜やキャベツの苗を植える予定だ。


楽しみ〜〜❣️