プロセスワーク byアーノルド・ミンデル
深層心理学のモデルを個人から人間関係、集団をみるモデルへと発展させたもの。常識的な症状や問題への取り組みとは反対に、症状や問題をそのまま大事にするための「場」をしつらえる。
ワールドワーク
プロセスワークを集団へと応用したもの。アウェアネス(気づき)を高め、対立を創造的に活用する手法
ディープ・デモクラシー(深層民主主義)
少数派集団と個人の感情を同等に扱う。3つの現実のレベルや6つのチャンネルに注意を払い、一次プロセスと二次プロセスを同じように大切にすること。
リアリティ(現実)の3つのレベル(垂直軸)
*コンセンサス・リアリティ:共有されているリアリティ。この場には多数派が支配して少数派が排除される権力構造がある。
*ドリーミング・リアリティ:想像界的なリアリティ。この場では対立する「極」の交流が可能になる。
*センシェント・リアリティ:「空」「不二」といった潜在的可能性。この場は非二元的で分割できない「雰囲気」のようなものである。
体験の広がりを見ていく6つのチャンネル(水平軸)
出来事は、視覚、聴覚、身体感覚、動作、対人関係、世界という6つのチャンネルのどれかを通して現実化する。
プロセス
*一次プロセス:私が相対的に同一化しているプロセス。自我。
*二次プロセス:私が相対的に同一化していないプロセス。無意識。
*エッジ:一次プロセスと二次プロセスの間。場が緊張している状態