「漢字」からわかる「快食」のヒント | 鳴海周平の 「こころとからだの健幸タイム」

「漢字」からわかる「快食」のヒント


人に良いと書いて「食」。

食べるということの本質が、よくわかる漢字ですね。

同様に、漢字には食についてたくさんのヒントが示されています。


「皿(さら)」

「皿と血という字の違いが、最近までよくわかりませんでした。
 だって、よく似ているでしょう?」

そう笑って教えてくれたのは、テレビ番組の料理コーナー出演で
ギネス記録を更新し続けている料理研究家の星澤幸子先生でした。

「なんでこんなに似てるんだろう・・・って考えていたら、
 あ、そうか。皿に/(箸)をつけて食べたものが、
 血になるからだ!って思いついたの」

なるほど。

たしかに、皿に乗っていた食べたものが、血となり肉となる、
つまり、からだ(血肉)は、食べものがつくっている、
ということがよくわかりますね。


「薬(くすり)」

草冠に楽と書いて「薬」。

草冠は植物を表し、楽は療(癒し)を表している
ともいわれていますから、
植物には癒しの力が備わっている、ということになります。

この「癒しの力」に関係しているのが、野菜の色や香り、
独特の苦みや辛みの素である「フィトケミカル」という物質。

植物たちは自ら移動しないため、虫や動物、紫外線から
身を守るこうした物質を生成しているのです。

フィトケミカルには、抗酸化(老化などを防ぐ)をはじめ、
さまざまな健康効果のあることが確認されています。


「氣(き)」

元気、やる気などの「気」は、ほんらい「氣」と書きます。

氣遣い、氣配り、平氣、根氣、陽氣、空氣、天氣など、
さまざまな場面で使われる「氣」の中に
「米」があることは、何を表しているのでしょうか?

東洋医学では、体内を循環している3つの要素を
「氣・血・津液」といいます。

氣=生命エネルギー。

つまり、中心の米は、生命エネルギーを表しているんですね。

稲の語源は「命の根」とも言われているように、
米は氣を育み、命を養う食べものなのです。


「豆(まめ)」

味噌や醤油、納豆、豆腐など、
日本人は、昔から豆をたいせつに食してきました。

 頭=豆を食べると頭がよくなる
 喜ぶ=豆を食べるとからだが喜ぶ
 豊か=豆を食べるとこころが豊かになる
 嬉しい=豆を食べると嬉しくなる
 登る=豆を食べると山に登るための体力がつく
 廚=食事をつくるたいせつな場所

世界的にも長寿食として知られる日本食。

その中心となる米と野菜と豆の効用は
「漢字」という文化の中に、
先人たちがきちんと遺してくれていたんですね。


日本人にとって、日本食は最強の「健康食」なのです。



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