【大学受験】名古屋市立大学 2027年度入試 変更点 

 

 

 名称

 

「総合生命理学部」→「理学部」へ名称変更

 

 

  キャンパス

 

 滝子(山の畑)キャンパス(名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑 1)

 田辺通キャンパス(名古屋市瑞穂区田辺通 3-1)

 

 

  入試方式

 

前期入試の実施

定員40名

 

<共通テスト>

国語:100

数学:100

外国語:200

社会:50

理科:100

情報:50

 

合計:600

 

<個別学力検査>

数学:200

理科:200

 

合計:400

 

総計:1000

 

 

その他、詳細に関しては、名古屋市立大学のHPを確認してください。

京都産業大学の2027年度 総合型選抜についての情報が更新されました。

気になる方は、リンクよりご覧ください。

 

京都産業大学 「2027年度 入学試験要項・出願書類・過去問題集ダウンロード」

 

京都産業大学では、推薦入試と一般入試前期において、「情報」の個別試験を実施します。

2027年度入試から、推薦入試に関しては全学部に拡大するとのことで、情報系を強化したい高校生にはオススメの大学・入試方式となるでしょう。

 

【大学受験】東京女子医科大学 2027年度学費の変更 

 

 

学費の変更

 

  医学部

<初年度納入金>

改定後の入学金160万円(現行 200万円から 40万円減額)
改定後の授業料250万円(現行 280万円から 30万円減額)
        ※初年度は合わせて70万円減額
 

<2年目以降(年額)>

改定後の授業料250万円(現行280万円から30万円減額
 

<6年間の減額>

現行から計 220万円の負担軽減

 

 

 

  看護学部

<初年度納入金>

改定後の入学金40万円(現行45万円から5万円減額)
改定後の授業料102万円(現行110万円から8万円減額)
        ※初年度は合わせて13万円減額
 

<2年目以降(年額)>

改定後 167万5000円(現行 175万5000円から 8万円減額
 

<4年間の減額>

現行から計 37万円の負担軽減。

 

 

入学を辞退したときの入学金の返金

 

  医学部・看護学部の一般入試

<返還金額>

医学部80万円 (入学金 160万円の2分の1)
看護学部20万円 (入学金 40万円の2分の1)
 

<申請期日>

2027年(令和9年)3月20日(土)まで

 

 

 

引用:東京女子医科大学 「2027年度(令和9年度)医学部・看護学部の学納金改定(減額)および入学金に係る学生の負担軽減のお知らせ」

 

【学進ゼミ】高校1・2年生 ホームルーム  

 

 

オープンキャンパスはいつ行けばいい?

オープンキャンパスに行くタイミングについて。

結論としては、高校1・2年生の長期休みの時期です。

 

理由は、

①高校3年生は勉強にすべての時間を使う

②志望校選びに必要な情報は事前に集める

ためです。

 

①高校3年生は勉強にすべての時間を使う

私立大学であれば3教科、国公立大学であれば8教科を使います。そのような科目数が多い中で、1日をオープンキャンパスに「浪費する」暇などありません。

 

しかも、オープンキャンパスは複数行くでしょうから、貴重な休みを情報収集で潰してしまうのは無駄です。

 

また、総合型や指定校などの事前の書類作成が必要で、かつ9月から小論文・プレゼンなどの試験がスタートする入試形態においては、入試1か月前の時期に、それらの対策に時間を使う以外のことなどあってはなりません。

そんなに入試は甘くありません。

 

②志望校選びに必要な情報は事前に集める

各種試験形態が異なるものそうですが、志望校・志望学部によって受験科目が全くといっていいほど異なります。

全く違うのに、どの科目を使ったらいいか?を考えなくてはいけない志望校・志望学部を、高校3年生で決めたところで受かるわけがありません。

なぜなら、高校1・2年次に「科目選択」があり、学校で受ける科目・受けない科目を決めなくてはいけないからです。

 

単に文系・理系の区分だけではなく、社会なら「世界史探求」「日本史探求」「政治経済」「倫理」「地理探求」などに分かれます。

理科なら「物理」「化学」「地学」「生物」と分かれます。

特に理科は大いに進路へ影響し、医療・看護系なら「化学・生物」が受験科目として筆頭になりますし、工学系なら「化学・物理」と全くジャンルが異なります。

 

このように、受験科目に影響する「科目選択」をする際に、志望校・志望学部が決まっていなければいけない事情もあります

 

 

 

オープンキャンパスの着目点

オープンキャンパスに行った感想で多いのは、

「キャンパス・建物が大きい・広い」

「きれいだった」

「図書館の本が多い」

「パソコンルームの設置台数が多い」

などのハード面です。

 

高校見学の際のあるあるでもありますが、ハード面ばかりに気を取られ、実際にその学校へ通った際のイメージをしていない問題です。

 

 

大学は4~6年間通う場所です。

・駅からの距離、坂道の有無、交通量

・教室のイスや机

・エレベーターの台数や混雑度合い

・食堂やコンビニなどの利用状況(昼食時の混雑)

・時間割(履修登録)の自由度=必修ばかりかどうか

・実習内容や場所

・学費、奨学金

・ゼミや教授陣

などなど気にする場所は多岐にわたります。

 

そういったソフト面や環境面をチェックすることができるのが、オープンキャンパスなのです。

 

 

 

6~8月にオープンキャンパスは集中する

夏の時期が一番オープンキャンパスの開催が増えます。

この時期を逃すとなかなかタイミングが見つかりません。

しっかりと情報収集を行い、オープンキャンパスへ出かけましょう。

 

ホームルームでは、千葉・東京・神奈川・埼玉の国公立大学・私立大学の現時点でのオープンキャンパス開催状況のリストを配布しました。

また、学進ゼミ1階の書棚には、大学案内の冊子も最新版を配架済みです。

(※富里スクールでも同様に配架済み)

これらを参考に、情報収集して、オープンキャンパスに行ってみてください。

 

【国語】読書をしたら「国語力」は上がる? part3 

 

前回(【国語】読書をしたら「国語力」は上がる? part2)、前々回(【国語】読書をしたら「国語力」は上がる?) で、読書についての話をしてきました。

 

今回は、読書をしなくても「国語力」・「読解力」を向上させるには、どのようにすればいいのか?についてお話ししようと思います。

 

 

 

 

「イメージ」する

 

「国語力」・「読解力」の向上のためには、文章という文字情報を「映像化」することが大切です。

文章よりも動画が流行しているのは、そちらのほうが理解しやすいと感じているからです。

 

だからこそ、文章を脳内で映像に変換し、イメージしていくことが大事です。

 

特に私は、中学・高校と演劇経験があるため、台本を読んで、人物の情景描写を脳内で映像化したうえで、自分が演者として舞台上で表現してきました。

その経験もあり、映像への変換・イメージ化というのは重要であると認識しています。

 

国語が苦手だと自覚している生徒は、共通して「文章がなにを言っているかがわからない」ということを言います。

それは、単純に「言葉の意味がわからない」こともありますが、「どういう状況・場面を言語化しているかが想像できない」ということも含んでいることがほとんどです。

 

 

絵を描こう

 

そんなときに、私は国語の指導では「絵を描きます」。

私は美術が万年「3」でしたので、決して上手い絵を描くことはできません。

ただ、情景は思い浮かんでいますので、それをどうにかして具象化して、絵に落とし込んでいます。

文字を言語で説明しても、難しいままです。

なればこそ、文字を言語以外のもので説明すればいいだけのことなのです。

 

国語が苦手な人こそ、絵を描いて、イメージを明確化にしていきましょう。

 

 

 

「無意識を『意識する』」

 

私が指導中に意識をしていることは、「無意識を『意識する』」ということです。

私に、1年以上指導を受けている生徒は、もれなくこのことを叩き込まれます。

特に、個別指導の形態だと顕著です。

もともと私は、市川にある個別指導塾で10年近く指導していたので、個別指導のほうが経歴としては長いです。ただ同じ塾での中3特訓授業では、集団授業のような指導もしていたので、経験に大きな差はありませんが……。

 

さて、話を戻します。

「「無意識を『意識する』」というのは、

①どのようなルートで目線を運んで文章を読んだか

②どの単語に注目したか

③意味のわからない単語、あいまいな単語をどのように処理したか

④指示語や接続語をどのように解釈したか

⑤どういう思考過程を経て、問題を解いたか

⑥その答えを書いた・選んだ理由はなにか

⑦(記述において)どうしてその単語を使用しようと思ったか

⑧(選択肢において)どうしてその選択肢を選んだ・排除したか

上記のようなものを「すべて説明できる」状態にすることです。

 

どうやって考えていったかの過程を可視化することで、「考え方のクセ」や「見落とし」、「主観と客観の区別」、「勝手な解釈」などを発見できます。

 

これを自力でできるようにするというのは至難の業です。

だからこそ、塾などでだれかに指摘してもらうのが手っ取り早いです。

 

 

「なぜ?」は責める言葉ではない

私の指導では、「なぜ?」を多用します。

むしろそれしか言わない授業すらあるくらいです。

受験生の指導で、冬の時期だと、「なぜ」しか出てこないですね。

 

これまでの生徒たちが口をそろえて言うのは、

「どんなに自信がある答えを出しても、先生から『なぜ?』とか『どうやって考えたの?』と言われるので、気が抜けない」

「『これぐらいで大丈夫だろ』『ここはさすがに』と言語化できな部分があると、ほぼ必ず『これどうやってやったの?』『ここってどう理解したの?』とツッコまれるので見透かされている」

「個別指導だと自分しか答える人がいないので、逃げ場がなく、常に圧を感じる。プレッシャーがやばい」

というものですね……。

 

ひたすら私に質問(彼らからすると「尋問」)されるので、プレッシャーにはさらされているでしょうね。

全員が全員、「先生の授業はツライ」と言います。

全然ヘッチャラ!なんて生徒は見たことないです。

 

そのくらい、思考の過程をチェックしまくり、隅々まで言語化・意識化させます。

そうすると、段々と「どこに注意して考えればいいのか」が身についてくるので、国語力だけではなく、学習行動自体も自律して進めることができます。

 

 

「国語力」を上げると、自分でやれる子になる

 

単に国語力を上げるというのは、文章を理解できるようになるということではありません。

自分の考え方のクセを発見し、どこに注意を払えばいいのかを理解することです。

だから、自分の学習スタイルを形作ることにつながり、自ら考えて自ら行動できる状態になります。

自分から、自習するという行動にも移れます。

 

自慢にはなりますが、富里スクールを例に挙げると、私が着任する前(3年以上前)は、自分から自習に来る生徒はほぼいませんでした。

自習に来たと思えば、親から言われて来ているパターンばかりです。

私が着任後は段々と自分から「自習に行ってくる」「自習に行きたいから車を出して」と言うことが増え、今では塾生の80~90%くらいは週1回以上自習に来ています。

小学生・中学生・高校生、すべての学年で言えることで、受験生だけが…というようなものではありません。

 

自習に来るのがむずかしい生徒は、「送迎のタイミングが確保できない」「家から遠い」「部活・クラブが忙しく、授業だけで精一杯」といった事情のあるもののみで、大半の生徒は自習に来ます。

自習に来る生徒が爆発的に増えたことで、使っていなかった部屋を整理して、自習ブースとして開放したこともあったくらいです。

 

 

まとめ

 

単に国語力を上げるために、読書をすればいいとは思いません。

しっかりと思考過程を精査し、どこを修正すればいいかまで考えたうえで取り組むべきです。

そして、なんのために国語力を上げたいのか?という目的もなければ、正しい方法を考えたり、軌道修正をすることもできません。

 

目的と手段を適切に考えて、逐一修正をかけていくようにしましょう。

 

【国語】読書をしたら「国語力」は上がる? part2 

 

前回、【国語】読書をしたら「国語力」は上がる?において、語彙を増やし、イメージをできるようにすると、文章の理解がスムーズにできる、という点を述べました。

 

その続きです。

 

 

 

「読書」とは

 

「読書」を皆さんはどのように考えているでしょうか?

単純には「本を読むこと」なのは間違いないはずです。

では、「本」とは何を指していますか?

 

・小説

・ライトノベル

・新書

・参考書

・雑誌

・新聞

・専門書

・漫画

・図鑑

・伝記

・エッセイ

 

「本」といっても、多用のツールが存在します。

中でも話題に上がりやすいのは、「小説」でしょうか。

 

たとえば、池井戸潤「半沢直樹シリーズ」、東野圭吾「『容疑者Xの献身』などのガリレオシリーズ」、湊かなえ「告白」などいろいろな作家が面白い作品を描いています。

 

では、半沢直樹を読んで、「読解力」「理解力」が上がり、問題や文章を読めるようになるのか?

結論としては、読めるようにはなりません

 

 

 

「読書」と「読解」のちがい

 

なぜ、読めるようにならないか?といえば、アプローチの仕方、すなわち読み方が違うからです。

 

一般的な読書の場合、「娯楽」「エンタメ」として楽しむことが多いです。

そのため、「わからない言葉」が出てきても、前後の文脈から推測して意味を補填するため、無視して読み続けることができます。

また、なんとなくの雰囲気で読むことも多く、読後のスッキリ感や満足感など、後味に浸ることも読書のひとつです。

そして、主人公と同じ目線で話が進むことで、まるで自分もその場にいるかのような臨場感を覚え、共感をすることもできます。

 

それに対して、問題を解く際に行う「読解」は、「わからない言葉」がでてきても無視することはできません。ほとんどの場合は、そういった言葉に傍線がついており、問題になっているため、内容を考えなくてはいけないからです。

また、国語の文章においてはある一場面が抜き出されており、これまでの流れやオチがどうなるかなどを判断することが難しいです。

そして、主観からは切り離し、あくまで客観的に、だれでも普遍的に同じ理解が行えることが国語の解答としてふさわしいものになります。

 

これだけで、「読書」と「読解」はちがう読み方、極端に言えば、正反対の読み方をしなければいけないのです。

 

 

「読書」は無意味?

 

そのため、「読書」をしたからといって「読解」ができるようになるわけでは決してないのです。

これが小学5・6年生の中学受験、中学3年生の高校受験を間近に控えた時期に、「ウチの子は文章が読めないので、読書を家でさせたほうがいいですか?」と言われると、「無意味なので、時間の無駄です、やめてください」と私からは言うしかありません。

 

たいていの場合、「読書」と「読解」のちがいを正しく認識しておらず、その場で保護者の方に納得いただいても、生徒本人が認識することが難しいからです。

であれば、読書以外の別の方法で点数をアップさせたほうが効率がよいです。

 

しかし、「読書」自体が無意味なわけではありません。

読書に日ごろから慣れておくことで、長文を読む際に苦痛に感じなくなったり、集中力が切れないで問題を読み進めたりすることができるからです。

その状態にするためには、1週間に1回は読書を30分以上やっている環境を年単位で長期間続いている必要があるので、付け焼き刃で身に着けるものではありません。

環境整備が重要な話です。

 

その状態になった生徒だと、国語や各種文章題を解く際に高得点は出やすいです。なぜなら文章を苦痛と感じずに、集中して解くことができているからです。理解できるできないの手前で、差がついているだけの話です。

 

 

結論

 

読書は幼いころからの積み重ね、環境要因です。

いきなり、読書をさせても続きませんし、かえって反発を招きますので、逆効果となります。

 

そして、読書は読書、読解は読解であると、区別することも必要です。

 

 

では、読書をせずに読解力を向上させるためには、どうすればいいか?を次回、お話しすることとします。

 

【国語】読書をしたら「国語力」は上がる? 

 

6月から面談期間に入り、保護者の方からよく聞く話が、今回の「読書」です。

 

「国語や算数・数学の文章題が苦手で…」

という話になると必ずと言っていいほど、「うちの子は読書をしなくて…」という話題になります。

 

そこで、果たして「読書」をしていないから「文章の理解度が低い」のか、そして、学習において「読書」はすべきものなのか?について、お話しできればと思います。

 

 

 

 

 

 

「文章を理解できる」とはどういうことか

 

「読書」の有効性の前に、子どもたちが抱えている「文章を理解できない」という課題に対して、問題点や原因を明らかにしていきましょう。

 

国語の文章、算数・数学の文章題、はたまた教科書に書いてある内容……。

 

子どもたちが目にする「文章」は学校だけでも数多くあります。

その「文章」を「理解できない」とはどういうことなのでしょうか?

 

保護者を含む大人たちは、自然と文章を読み、理解することができている人が多いはずです。

特に仕事をしている大人は、メールや資料など様々な文章を扱いますから、文章を読まないと仕事ができません。

ホワイトカラー・ブルーカラーなどの職種・職場環境の違いはあるでしょうが、どの仕事にせよ、文章は出てきます。

 

さて、そんな大人たちが理解できてきた「はず」の、教科書や文章題の文字。

自分の子どもは、それらがなぜ理解できないのか?を逆に理解することができません。

なぜなら、我々はこう思うからです。

 

「だって、書いてあるじゃないか」

 

と。

確かに日本語で書いてあります。では、日本語で書かれていれば、だれでも理解できるのでしょうか。

 

 

 

大人も読んでみよう

 

では、以下の文を読んでみてください。

 

「大抵のイズムとか主義とかいうものは無数の事実を几帳面きちょうめんな男がたばにして頭の抽出ひきだしへ入れやすいようにこしらえてくれたものである。一纏ひとまとめにきちりと片付いている代りには、出すのが臆劫おっくうになったり、ほどくのに手数がかかったりするので、いざという場合には間に合わない事が多い。大抵のイズムはこの点において、実生活上の行為を直接に支配するために作られたる指南車しなんしゃというよりは、吾人ごじんの知識欲を充たすための統一函である。文章ではなくって字引である。」(夏目漱石「イズムの功過」青空文庫より)

 

上記は夏目漱石の文章の一節です。現代の日本語と同じ書き方で書かれています。

大人たちに言いましょう。

「だって書いてあるじゃないか」と。

この上記の文章がスラスラと読んで理解できたのなら、まずは及第点といったところです。

 

子どもたちは、大半の大人が上記の文章を見て、感じた戸惑いや感覚を、教科書の文章に感じているだけの話です。

 

なぜそういった感覚を大人だろうが、子どもだろうが抱いてしまうのか。

単純です。「語彙を知らない」うえに「イメージすることが苦手」だからです。

 

 

 

「語彙力」がある

 

語彙とは言葉のことで、言葉を多く知っていれば「語彙力がある」と言うことがあります。

しかし、単純に言葉を数多く知っているだけでは、「語彙力がある」とは言えません。

 

真の意味で「語彙力がある」とは、「1つの事柄を複数の言葉に変換できる」ことを言います。

 

例として、「家」という言葉を別の言葉に変換してみましょう。

・自宅

・御宅

・ウチ

・我が家

・邸宅

・住処

・住居

・住宅

・城

・マンション

・アパート

・一軒家

など、様々な言い方ができますよね。

※ちなみに、筆者は検索などせずに思いついたものだけ列挙しました。

 

一番ひっかかるのは「城」でしょうが、年配の男性は使うことがあります。

今までは賃貸住宅で暮らしていて、ようやく自分の家を建てたとき「一国一城の主」だ、と。

 

このように、同じ「家」という建物を指す言葉であっても、別の言葉に変換することが可能なのです。

しかし、同じ「家」から変換した言葉なので、「家」という意味を持っていますが、「マンション」と「アパート」は同じ言葉でしょうか?

また、「邸宅」と「自宅」は同じ言葉でしょうか?

感覚として全く違うはずです。

 

なぜなら、「マンション」は多層階建て+鉄骨の建物を、「アパート」は低層階建て+木造の建物を指す言葉して使われる場面が多いからです。

 

「邸宅」は相手に対して敬語的な使い方で言いますが、「自宅」は自分に対して使う言葉ですね。

※「ご自宅」の場合は、相手に対して使う

 

このように、同じジャンル・意味を持つ言葉であっても、「使う場面」「敬意」「定義」が異なるのです。

 

この異なる部分まで注意して理解できていることを「語彙力がある」と言います。

 

 

「イメージをする」

 

そして、持っている語彙から、それらの言葉の羅列がどのような情景・場面を描いているのかを、頭の中で映像化することを「イメージをする」と言います。

 

この、イメージができた状態で、ようやく、目の前に書かれている文字が「理解できた」と言ってよいのです。

 

 

 

無意識を意識する

 

文章を理解する前提には、「語彙」「イメージ」が不可欠です。

そしてそのプロセスを、大人たちは自然と身に着けてきたのです。

学校、家庭、仕事、友人とのやりとり……。

様々な場面で身に着けた「経験」であって、今回話した内容を「教わった」ことはほぼ無いはずです。

 

しかし、子どもたちは大人たちがたどったプロセスを「経験」していません。

そして教わってもいない。

そのような状況で、「目の前に書いてあるのだから、そのまま読んで理解すればいい」というのは乱暴でしょう。

 

そこで、私が生徒たちに指導していることは「無意識を意識しろ」ということ。

普段何気なくやっていること、考えていることを言語化しなさい、と常々言っています。

 

だからこそ私の授業では、「なぜ?」「どうやって考えたの?」「次どうするの?」という発言が多用されます。受験直前だと、この3つしかほぼ話さない授業すらあるくらいです。

 

目の前の文字を理解する前に、自分自身の思考回路を理解し、「何がわからなくて、何がわかっているのか」を把握することが最優先です。

 

 

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長くなりましたので、無意識の思考過程を意識し、語彙とイメージを可能にした状態を目指すために読書は有効か?について、次回も述べたいと思います。

 

【高校】科目選択について 

高校生の科目選択の時期となってきました。

特に高校2年生ですね。

 

ちなみに、科目選択とは、高校1・2年次に、来年の授業をいくつか自分で決めることができます。

 

中学校までのように、すべて学校側に時間割が決められることはありません。

ただ、大学のように完全に自由に時間割を組めるわけでもないのですが。

 

現在、富里スクール・学進ゼミともに社員スタッフを中心に、科目選択についての相談に対応しています。

 

 

 

 

 

 

相談方法

相談の仕方はどんなものでもいいわけですが、できることなら対面が望ましいです。

科目についての知識や、どの科目を選んだほうがいいかを根拠を持って説明することができるからです。

 

ただ、すぐに相談をしたいが塾に行くことがタイミング的に難しい、などがあれば、LINEやzoomなどでも対応可能です。

 

連絡さえもらえれば、返信します。

※zoomの場合は、時間を打ち合わせます。

 

 

 

科目選択の仕方

 

科目選択は、単に楽なもの・得意なものを選ぶ、というわけではありません。

科目選択をする際は、「受験科目として必要かどうか」が判断基準です。

 

もし、大学受験などで「日本史探求」を使って受験するという場合に、「世界史探求」や「地理探求」、はたまた「政治・経済」を選んでしまっては、高校で「日本史探求」の授業を受けることができず、基本的には独学で「日本史探求」を勉強して受験に突入することになります。

 

 

進路について考える

 

すなわち、科目選択=受験で使用する科目を決める ことです。

だからこそ、科目選択とは重要なイベントであり、しっかりと対面で相談しなければならないのです。

 

そして、科目選択が高校1・2年生の5月下旬~7月で第1回、秋ごろに第2回の希望調査があるはずです。

ということは、高校1年生のいままさにこの時期、大学受験をするかどうか・文系と理系のどちらに進むか・受験科目で何を使うか を考えてある程度の方向性が決まっていないといけないのです。

 

 

科目選択例

 

<理科>

 

・物理基礎

・化学基礎

・生物基礎

・地学基礎

 

・物理

・化学

・生物

・地学

 

・物理基礎研究

・化学基礎研究

・生物基礎研究

・地学基礎研究

 

基本的には、これらの中からそれぞれ選択していきます。

基礎科目については、高校1年次で2種類ほどは授業が設定されているはずです。

多いのは、生物基礎・化学基礎でしょうか。物理基礎が入っている場合もありますね。

 

ですので、2年次では、受けていない物理基礎・地学基礎を選択することになるでしょう。

理系分野の中でも、工学系・数学系・情報系に進みたい場合は、物理基礎一択です。

 

 

また、基礎がついていない2つ目の選択では、応用の内容となります。

主に、国公立大学・理系分野に進む場合に重要です。

私立大学などでは、「生物基礎・生物」や「化学基礎・化学」といったセットで受験科目に設定されています。

国立大学では、共通テストのタイミングで「基礎2科目」を使いますが、理系になると理科は2科目受験となるため、「生物・物理」なども使うようになります。

 

そのため、国公立・理系分野に進みたい生徒は、進路の候補となる大学種別・分野・レベル帯をリストアップし、それらで共通して受験科目に使える科目を選ぶ必要が出てきます。

 

 

最後の「~研究」ですが、名称は学校によって異なります。

ただ、研究系の科目は、原則的に高校3年次の科目(2年生の時に希望を提出)で、高校1・2年生の時に授業を受けた科目を、受験対策として演習を実施するという意図で設置されます。

 

ですので、受験科目の中でも特に伸ばしたい科目は選択すべきです。

文系であれば、「日本史・世界史・政経・地理」「古典」が該当します。

理系であれば、「生物・化学・物理・地学」「数学ⅠA」「数学ⅡBC」が該当します。

国公立だと、理社で苦手なものと数学系、そして「情報Ⅰ」です。

情報Ⅰは基本的に共通テストで使用するものですが、わざわざ貴重な自習時間を使って、重点的に学習する科目ではありません。それに内容もさほど難しくないので、学校で選択できるのであれば、選択し、学校の授業だけでインプット・アウトプットを完結させて、自習時間は主要科目にあてましょう。

 

 

まとめ

 

科目選択は進路と直結する重要な事項です。

テキトーに考えたり、後回しにすることなく、きちんと下調べなどをしたり、学校や塾の先生に聞いたりしながら、慎重に進めましょう。

 

最後に。

よくあるのが、提出が明日なのに「せんせー、科目選択どうしよー」と言ってくるパターン。

これは本当の本当に困ります。

進路の相談も含めてしないといけないのに、考える時間も調べる時間もないからです。

提出まで4日以上は余裕をもった状態で相談しましょう。

 

中学3年生 ホームルーム 

 

 

来月6/6(土)には塾内テスト、その前後では学校での定期テストがあります。

そのため、各種テストに向けた準備と、その後のスケジュールについてをテーマに5/23(土)に話をしました。

 

 

STEP.1志望校を決めよう

模擬試験では、合格可能性を判定する高校を4つまで記入することができます。
まだ志望校が決まっていない場合だと、「近所の高校」「名前を知っている高校」を書くことが多いです。
八街エリアだと「八街高校」「四街道高校」「四街道北高校」「千葉黎明高校」がそれらに該当します。
地元の人々であれば愛着を持っている高校ということにはなりますが、千葉県内の偏差値で考えた時には、あまり高い数値を持つ高校群ではありません。
高校入試で、55%の得点率があれば、上記4つの高校には進学することができます。また、千葉黎明高校は私立高校なので、3年生の通知表の点数が基準値に満たしていると、推薦を中学校からもらえるので、当日のテストで0~9点のような点数を取らない限りは原則合格できます。
すなわち、難易度としてはあまり高くないのです。
 
そして、難易度が低くないということは、その後の高校でのカリキュラムも緩やかなものとなるので、総じて大学進学への実績が芳しくないということになります。
 
いわゆる「GMARCH」「早慶上智」「国公立」などへの進学は極めて難しくなり、「日東駒専」に合格できる生徒も、高校在学時または卒業後に必死に頑張った生徒ばかりで、高校の授業だけで進学することもなかなか厳しいのが現状です。
 
そのため、多くの生徒は専門学校や就職、難易度の高くない大学への進路を選ぶこととなります。
 

 

STEP.2高校情報のチェック

 

では、志望校を真剣に決めるためには、どこで情報を手に入れればいいのか?

まずはお手元のパソコンやスマホで検索しましょう。

 

ただし、高校のHPは使い勝手がよくないです。

学校の先生たちが自力でHPを運用しているため、デザイン的に見づらいものがあったり、更新頻度が低いものがあったりします。

 

そのため、高校ではHPよりも先に実際に現地を訪れたほうがよいです。

6月下旬~8月にかけて、各高校は説明会や一日体験入学を実施します。

6月ごろに各学校のHPで申込受付ができるようになりますので、気になっている学校へは必ず説明会に参加しましょう。

 

1つ注意点です。

公立高校の場合は、開催日数が少なく、かつ申込定員が設けられています。そのため、申込のタイミングが遅いと、説明会への参加ができない場合が発生します。

 

ですので、6月になったら、逐一、高校のHPを確認するようにしてください。

 

 

ほかにも、校舎には必ず、「高校情報案内」の冊子を完備しています。生徒は自由にこの冊子を手に取ることができますので、自習時間の休憩などのタイミングで高校情報を積極的に入手するようにしてください。

 

 

当然、校舎にいる先生たちや高校生の先輩たちに聞くのも有効です。

 

 

 

STEP.3公立高校入試の分析

 

5/19に千葉県教育委員会から、2026年度入試(現・高校1年生)の分析が出ました。

そこで述べられていたことは以下の通りです。

 

 

【出題方針】

①中学までの基礎知識を問う

②その基礎知識を活用できるかを問う

③問う場面は、現実に即したものとする

 

たとえば、数学の確率の範囲だとします。

樹形図などを使って、パターン数を求めるやり方を理解して、「クラス40名のうち、男子1名・女子1名が学級委員になる確率」を求める、といったような出題のされ方をするということです。

 

そして、各科目の分析もありました。

特筆すべき点だけ以下に列挙します。

 

 

【各科目の分析】

<国語>

①作文を書いていないのは全体の7%で、50%くらいは部分点が取れている

②漢字ミスは痛い

③記述は空欄の受験生が40%いる問題もある

 

<英語>

①前回に比べて平均点が10点以上上がった

  ⇒次の入試では難化が予想できる

 

<社会>

①平均点が60点に達した

  ⇒次の入試では難化が予想できる

などといったものです。

数学や理科は上記に含みませんでしたが、問題ごとの正答率も公表されており、どのレベル帯の高校を目指すかによって、解くべき問題・スルーすべき問題の違いがあります。

 

それらをしっかりと確認したうえで、次回6/6の模擬試験への臨み方を考えましょう。

 

 

まとめ

 

受験をスムーズに、そして効率よく対策していくためには、先を見据えた計画性やモチベーションを維持するための志望校への意欲が必要不可欠となります。

そういったことを中学生自らが持つことは現実的ではありません。

学校・家庭・塾など、周りにいる大人たちがしっかりとサポートすることで、中学生だとしても徐々に自分でいろいろなことを吸収し、自立できるようになってきます。

先日、学進ゼミ(八街駅前)では、定期テストを控える高校1年生たちにホームルームを実施しました。

 

概要としては、

①高校進学後、初の定期テスト

②定期テストの試験範囲・試験日程を【自分で】把握できているか?

③定期テストの結果が、高校3年生の時点で、どういった影響を与えるか?

の3点でした。

 

 

 

 

①高校進学後、初の定期テスト

 

入学して約1か月。

GWも終了し、さすがに学校生活にも慣れてくる頃でしょう。

そのため、学校に慣れない・スケジュール感覚などの問題点も改善されてくる時期のはずです。

しかし、高校受験が終わり、まだゆっくりペースではないのか?

という喝に近いトーンで始まりました。

 

 

②定期テストの試験範囲・試験日程を【自分で】把握できているか?

 

中学校の定期テストと異なる点として、「学校側が全科目のテスト範囲をまとめた1枚の範囲表を作成し、ひとりひとりの生徒に配布をしない」というものです。

すなわち、各科目の先生がそれぞれ範囲を設定した後、クラスや校内に掲示する形か、タブレットからアクセスできる共有フォルダに保存されている形かのどちらかで、生徒自らが範囲の確認をしなければいけないのです。

 

「待ち」「受け身」の姿勢は、中学生までです。

高校生は大人になる直前ですので、自ら情報を収集する姿勢が求められます。

 

 

③定期テストの結果が、高校3年生の時点で、どういった影響を与えるか?

 

公立高校・私立高校の受験では、通知表の点数が試験の出願や当日の点数への加点などの形で影響を与えていました。

大学受験・専門学校進学・就職などさまざまな高校卒業後の進路がありますが、どの進路を歩むにしても、通知表=評定平均は必ず活用します。

 

専門学校であれば、評定平均の数値の高低で「奨学金」「特待」などの学費減免に関わる条件で使用します。

就職であれば、評定平均の数値の高低を努力を継続して行えるかどうかの指標として使います。つまり、退職代行などですぐに退職するなど、離職のリスクを減らそうと考えています。

大学受験であれば、指定校推薦・学校推薦は評定平均が最低でも3.8~4.0が求められ、自分の希望する大学・学部への推薦を確実なものとするためには、4.2以上が必要です。

また、総合型選抜(AO入試)の形式だと、出願要件に評定平均が明記されているものもあり、こちらも3.8以上がおおむね必要です。

 

大学受験で一般入試をしない限りは、原則として評定平均は進路に影響を与えます。

 

 

④最後に

また、中学校と異なる点として、「救済措置」の少なさです。

中学校であれば、関心・意欲など提出物を出せば、通知表の1や2を回避することはできました。しかし、高校では、提出物は最低限の話で、「やって当たり前」「やらないのは自己責任」という世界です。

 

そのため、提出物を出しても評定を上げる要素としては働きにくく、反対に提出物を出さなければ評定は遠慮なく下げられます。

 

最低限の提出物を出すのは当たり前で、そのうえで定期テストでの点数を確実に取ることが、評定平均を押し上げていく方法となります。

 

だからこそ、定期テストで点数を取ることの重要性、そしてその初回を迎える5月こそが非常に重要なのです。

 

 

そのような話を大体20分ほど、校舎責任者からさせてもらいました。

今後も定期的にホームルームは実施していきます。

またほかの学年についてもホームルームを実施しております。