「2週間前から、
壁の向こうから猫の声がするんです。」
(↑音声のみ)
そんな相談が寄せられた譲渡会当日。
けれど今日は譲渡会。行かないわけにはいかない。
でも、あの壁の向こうの猫は?どうする?
心がざわつく。
「今、行かなきゃ。もしかしたら明日はもう、ないかもしれない。」
迷いを断ち切って、現場へ向かうことに。
頼れるメンバーが「行っておいで!」と背中を押してくれました。
「譲渡会は任せて、大丈夫!」と快く送り出してくれる温かな心に感謝して、現地へ。
細い裏道の先、古い民家の土壁の向こうから、確かに小さな命の声が聞こえる。
家主さんに許可をいただき中へ入ると、声は屋根裏からさらに近く。
きしむ天井、乾いた土壁。声は時折遠のき、また近づき……。
もう壁を壊すしかない!
竹で編まれた土壁をそっと剥がす。
土埃が舞い上がり、咳き込みながらも必死で耳を澄ます――けれど、姿は見えない。
鳴き声はどこかで動いている。構造がまるで分からない家の中で
そこに現れたのが、頼れる“旦那様”Aボス。
豊富な工具と経験で、壁の外から壊すという新たなアプローチに挑戦。
けれど、その先にも猫の姿はなく、通じる隙間さえ見つからない。
鳴き声はどんどん小さくなる――
家を壊さなければ助けられないのか?
汗が流れる。気持ちは焦る。けれど、諦めるわけにはいかない。
一度立て直し、今度は「隙間」と言われた場所に慎重に穴を開けることに。
その頃、譲渡会は大盛況。
一度も欠席した事ない譲渡会
それでも、メンバーみんなで力を合わせて乗り越えてくれました。
全てが終わったと聞いたとき「ありがとう」
一人ではできなかった、感謝しかない。みんなに感謝だ!!!
そして、そこへ現れたKボラさん。
「最初に壊した土壁のすき間から、猫が見えたんです。」
その一言に、みんなが息をのむ。
どうしてそこに?どうやって入ったの?
Kボラさんの“猫引きの強さ"に驚きです。
家を壊すのではなく、まず捕獲器を設置し、そっと保護を進めることに。
多くの方の協力と熱意が重なり合って、今、一つの命が救われようとしている
見えないところで力を尽くしてくれた仲間たちへ。
命をつなぐのは、奇跡なんかじゃない。
人の優しさと、勇気の積み重ね。
その一つひとつが、命を明日へとつなげているんだ。
そう感じた一日。
wellbeing代表 バッタ


