伊丹市では令和6(2024)年4月1日より「大阪・京都との『パートナーシップ』自治体間連携」を開始すると発表しています。
https://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/SHIMIN/JINKEN/douwa_jinkenkankei/senseiseido/37989.html

これに先立ち、2月10日(土)に近畿圏の中間支援組織が伊丹市に集まり、パートナーシップの内容について意見交換します。
当日、伊丹スワンホールに集まるのは、京都NPOセンター、しがNPOセンター、大阪ボランティア協会、和歌山NPOセンター、コミュニティーサポートセンター神戸(CS神戸)、シンフォニーなどです。

市町の枠を超えた異なる団体同士のつながりは、大きな変化やイノベーションを生み出す可能性があります。そこで、近畿圏の地域団体やNPOが「パートナーシップ」の内容について情報交換や意見交換を行う場を設けることを目的に集まります。


2024年2月10日   13:00~16:00(受付12:30~)
会場:伊丹市スワンホール3階多目的ホール(中)
         兵庫県伊丹市昆陽池2‐1

参加費:無料
(定員:会場50名、オンライン50名)定員に到達次第締め切ります。
現在の地域では団体間の収入格差が広がっており、中間支援系の組織も例外ではありません。震災復興のまちづくりの中で、様々な人が持つ「得意技」や「資源」を共有することの重要性が強調されています。

同じテーブルに座り、力を合わせてアイデアを出し合い、人と交流しながら、協働を生み出すことが必要です。誰もがいつでも提供者と利用者の相互支援関係を築くことが求められます。地域の草の根市民団体だけでなく、零細企業や商店街の個人事業主、フリーランス、零細・中小企業も、ソーシャルビジネスやコミュニティービジネスの「市場」に参加することが重要です。格差が広がる中で、この相互支援関係を構築することが一層重要になっています。

しかし、この関係構築は、一定の「価値観」や「文化」を共有できることから始めることが望ましいと考えます。そのため、近畿圏の中間支援組織間の連携やネットワークをイノベーションすることから始める予定です。

テーマは、「阪神地域住民とNPOが協働したまちづくりについて」です。2024年は、1月1日に「能登地震」が発生しました。また、今年は阪神・淡路大震災から29年目であり、30周年に向けた活動も盛んに行われると予想されます。主催は近畿ろうきんであり、企画運営は阪神・淡路大震災の瓦礫の中で物語を紡いできたNPO法人シンフォニーです。

<プログラム>
近畿ろうきん「NPOパートナーシップ制度」とは
基調講演:「『住民自治の街づくり』を築いた阪神間からNPO 協働による地域づくりの“新しいカタチ”について考える」
講師:矢下 幸司さん(日本経済大学経済学部准教授)
阪神間市民が築いてきた『住民自治の街づくり』の歴史的考察を整理。阪神淡路大震災から29年を迎える2024年、いま一度、阪神間で生まれたNPO協働による地域づくりについて
考え、現状での課題を整理し、次世代に向けた「新しいカタチ」について考察します。

トークセッション「これからの地域における街づくり・居場所づくり」

【登壇者】
矢下 幸司さん(日本経済大学経済学部准教授)
向井 直文さん(京都NPOセンター)
山村 弘美さん(コミュニティ・サポートセンター神戸)
【進行】
山崎 勲さん(NPO法人シンフォニー)

参加申し込みは2024年2月2日(金)までに以下のフォームで。
 https://forms.gle/2MYL2x7TDc9jpUpJ7

申込・お問合せ
 担当:洪玉英、姚愛平
 TEL:06-6412-8025
  FAX:06-6412-8444
  email:info@npos.cc