NPO法人 長野県キャリア&カウンセリング研究会

NPO法人 長野県キャリア&カウンセリング研究会

NPO法人 長野県キャリア&カウンセリング研究会は、地域に根ざしたメンタルヘルスとキャリアサポートの普及啓発活動を通じて、健康で活力に満ちた人と組織づくりに貢献します。

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NPO法人 長野県キャリア&カウンセリング研究会(NCC)について


2009年にNAGANOメンタルヘルス研究会として発足し、2013年NPO法人化に併せて名称を変更しました。

研究会の中心メンバーは産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの有資格者ですが、その他、医師、看護師、保健師等の医療の専門家や社会保険労務士、臨床心理士など多彩な関係者により、相互に協力体制を築いて、その都度適切な支援が行えるようサービスの提供を行っています。

発足当初は、産業保健の専門家との研究を中心に活動し、多くの公開講座を開催しました。この公開講座は現在も継続しており、新たな専門家とのネットワーク形成の場としても有効に機能しています。

県内自治体や企業のメンタルヘルス対策支援、及び、キャリアサポートを中心に活動しています。

メンタルヘルスシステムの自立支援



団体概要

■ 名称特定非営利活動法人長野県キャリア&カウンセリング研究会(NCC)
■所在地〒399-0736
長野県塩尻市大門一番町12番2号
塩尻市市民交流センター2階 協働オフィス
■電話番号090-1122-2670
■E-mailnponcc@gmail.com
■代表理事窪田 明美
■役員副理事長:山田 重希
理事:折山 旭
監事:嶋田 廣子


スタッフ紹介

■代表理事:窪田 明美
二十数年間地元企業で設計開発の仕事をしてまいりました。
1996年頃、勤務先のカウンセリング体験から興味をもち、本業の傍ら産業カウンセラーの資格を取得し、カウンセリングをライフワークとしてきました。
50歳を過ぎ残りの人生時間を考えた時、そろそろライフワークに専念してもいいかなぁ…と思い至り、2011年7月より産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントとして活動を始めました。
『よくわかる発達障害~本を読んでわからない人へ~』
講師:新保 文彦さん

日時:2014年3月8日(土)18:00~20:00
場所:塩尻市民交流センターえんぱーく


3月公開講座「よくわかる発達障害~本を読んでわからない人へ~」を開催いたしました。新保先生のご講演は、いつもながらに優しい言葉で、わかりやすく、日々をイメージしながら聞くことができます。現場で培ってきた、生きたお話を聴くことができました。

ASD特性のある方は、早く気づき、適切な環境づくりをすることで、生きやすくなっていくことを確信しました。少なくとも、二次障害はどうにかして食い止めたいです。

今回は夜間開催の為、2時間しか時間が取れなかったことがとても残念です。受講していただいたみなさまからも、是非続きの講座をやってほしいとご要望をいただきました。

ここで公開していいかどうか分かりませんが、2、3ヶ月の内には、続きの講座を企画します。(言って自分を追い込む)


■受講されたみなさんからの感想

実例が多くわかり易い講義でした。書物に書いてあることの中で、どこが大事か分かる気がしました。


今まで何冊か大人の発達障害の本も読んだが今日の話は目からウロコでした。


企業では”協調性”を促す内容を就業規則に定めるケースが多いが”協調性”は目に見えないと言われてハッとさせられました。


環境が大事だということがよく分かりました。


普段接している方とのやり取りを思いすごく納得できた。やれてること、これから対応に活かせることの気づきがたくさんありました。


3月公開講座

学校現場や職場において発達障害ということが話題になって久しい今日、発達障害をめぐる社会的な支援体制や一般の理解は進みつつある状況です。しかし、当事者や当事者の支援者からは、まだまだ誤解や無理解から日々の生活に苦労を重ねているという声も多く聞かれます。

3月の公開講座は、わかりやすい講演で評判の新保文彦さん(長野県発達障害サポート・マネージャー、JDDネットワークながの代表)を講師にお迎えし、発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、ADHD等)についてあらためて理解する機会とします。


『よくわかる発達障害~本を読んでわからない人へ~』
講師:新保 文彦さん


日時:2014年3月8日(土)18:00~20:00(受付17:45~)
場所:塩尻市民交流センターえんぱーく2F 会議室201
参加対象:発達障害に関心のある方ならどなたでもご参加いただけます
定員:20名(申込順)
参加費:1.000円(資料代)
申込先:nponcc@gmail.com
問合先:090-1122-2670(窪田)


リンク アクセス|えんぱーく

リンク ご案内チラシ(PDF:216KB)

新保 文彦さん プロフィール


〇産業カウンセラー
〇(社)日本自閉症協会副会長
〇JDDネットワークながの代表
平成25年度から長野県の発達障害施策の一環としてスタートした長野県発達障害サポート・マネージャーとして、松本圏域を中心に発達障害に関する様々な案件の支援に活躍中。
最近、統合失調症をはじめ精神疾患をより早く見つけ出し、予防・治療しようとする「早期発見・早期介入」が盛んになりつつあります。統合失調症の場合は、 もし発症しなければ普通に社会生活を営めますが、発症した場合は未治療期間が長くなるほど社会適応が著しく困難になります。精神障害を発症する危険性の高 い状態を精神病発症危険状態-ARMS(AT RISK MENTAL STATE)と呼び、この時期に適切な対応がされている場合、発症せずに回復する例が多くあります。長野県でも平成22年度よりモデル事業として1高等学校で「思春期・青年期の精神疾患に対する早期支援」の取り組みを開始しました。

9月の公開講座は、松本大学准教授矢﨑久先生をお迎えし、精神病発症危険状態研究の現状について学びます。

ARMS (At Risk Mental State)ー精神病発症危険状態研究の現状ー
講師:矢﨑久先生(松本大学 総合経営学部 総合経営学科 准教授 )

日時:2013年9月8日(日)13:30~16:30(受付13:15~)
場所:塩尻市市民交流センターえんぱーく5階 イベントホール
参加対象:どなたでもご参加いただけます
定員:30名(申込順)
参加費:1,000円(資料代)
申込先:nponcc@gmail.com
問合先:090-1122-2670(窪田)


リンク ご案内チラシ(PDF:316KB)

リンク  アクセス|えんぱーく


矢﨑久先生 プロフィール

臨床心理士、精神保健福祉士として多くの臨床現場で活躍してこられた先生です。現在は、長野県警察本部カウンセリングアドバイザー、長野犯罪被害者支援センター心理専門委員をはじめ、多くの公職に就かれています。
「経営者と語る『メンタルヘルス活動に期待すること』」
ゲスト:企業経営者

日時:2013年8月25日(日)13:30~16:30
場所:塩尻市市民交流センターえんぱーく


8月公開講座「経営者と語る『メンタルヘルス活動に期待すること』」を開催しました。

社員数400名程の企業経営者にご登壇いただきました。経営者、精神科産業医、看護師、組織内外の産業カウンセラー、人事部が連携し、メンタル不調者を出さない予防や職場復帰支援の取組についてお話いただきました。

ストレスとメンタル不調のメカニズムに注目し、楽しく生きいきと仕事をするストレスの少ない職場であれば、多少の私的ストレス要因があっても、メンタル不調にはならないのではないか?という仮説を立てて取組まれた事例に感銘を受けました。
経営者がこのような視点で考えてくださることにビックリ。

社労士、看護師、長年労働組合でメンタルヘルス支援に携わってこられた方、人事担当者、アロマセラピスト、カウンセラー等々にご参加いただきました。ご参加者の中に、メンタル不調の経験のある方もおられました。

講演後の参加者を交えてのフリートークでは、それぞれの立場から、現場の生の声をお話いただき、熱のこもった情報交換ができました。

ご参加いただいた社労士から、中小企業の経営者はメンタルヘルス支援はほとんど意識してない。しかし、歴史のある会社や、経営の安定している会社の経営者は、社員をとても大事にしていると語られました。

ご登壇いただいた社長様も然りですし、メンタルヘルス支援の原点は「人を人として大切に思う」ことなのですね。

今後のメンタルヘルス支援への宿題もいただき、弊会メンバーの志は更に強固なものとなりました。

2013年8月公開講座