インフルエンザで寝込んでいた時読んでいた本。
素晴らしい本です。そして素晴らしい人生。
これからの私の音楽人生の余生を、
「どう生きようか」と思っていた時
出会った本。
ブログ、YOUTUBE、インスタグラムをどう書こうか。
音楽が低迷していく中、音楽人生をどう極め、どう楽しみ、
どうしたら大満足して音楽をやり遂げられるか。
このことをずっと考えてきました。
これは大演奏家でもなく、音大を卒業した方々だけで
なく、楽器関係なく、アマプロ全ての音楽を愛する人々に、
「料理」を「音楽」に置き換えて読んでいただきたい
バイブルです。
私も長野でフランス料理の基本をかじり、フランス音楽を
愛し、フランスを愛したショパン、ブルグミュラーにも
通じるフランスの感覚であり、本当は日本人である事。
料理は芸術。
作るのに非常な時間と手間とわざと鍛錬がかかり、
でも食べると一瞬で消えてしまう。
2度と同じ料理(音楽)は味わえない。
私は生徒の皆さんにいつも言っている事が載っていました。
「録音してね」。
あんなに弾いたのに、弾けたのに、ほんのちょっとしか
録音は残っていない。昔のカセットは伸びてしまって
あっても聞けない。
それは料理も同じ。写真にしか残せない。
香りも色も味も、本当のところは写真では分からない。
そして何より料理は「創造」。
音楽も「創造」。「練習」ではない。
文中より
「ぼくの心で作った料理ではなかった」
「いうなれば天才の料理を上手に真似た優等生の料理」
「うわべはよくできていても魂が抜けていた」
こんな事から次回からはブログを3つのテーマにして
書いていこうと思いました。
ぜひ皆様も「料理」を「音楽」に置き換えて
お読みください。
「三國シェフの創る料理に合うフランス音楽は何が良いか」
を考えながら、熱がやっと下がった私はワクワクしています!