ジャズ界の巨匠チック・コリア氏が昨年亡くなられていたのですね。知りませんでした。
残念です。生で聞いてみたかった。。
彼の残した偉大な言葉があります。NHKのニュースで流れた短い時間の中での名言。
「練習には2つある」
「1つはうまくなりたいための練習」
「もう1つは自分を表現したいための練習」
ニュースの中のこのひとこまは、どこかの高校の吹奏楽部をチックコリア氏が
ネットでレッスンしている内容の中で語られました。
うまくなりたい、表現したい、どちらも自分の気持ちで、
「~たい」がないといけないと彼は言うのです。練習はそのため。
うまくなりたいための練習と、表現したいための練習は何が違うか。
「うまくなりたいための練習」
ピアノで言うならハノンやツェルニー。初めての曲の譜読み。
速く指が動いたり、はっきり弾けたり、大きな音や小さな音が
たくさん出せたり、強弱がうまくつけられたり。。
「もう1つは自分を表現したいための練習」
音符は役者のセリフ。ト書きは音符以外の、五線上の音楽用語。
「こう弾きたい」「こんな音色を出したい」「〜たい」
練習はとても楽しいと、ネットでの先ほどの高校生との
レッスン中に、なんと彼は自分の練習を始めてしまった
のですよほど楽しいのでしょうね
「練習には2つある」
「1つはうまくなりたいための練習」
「もう1つは自分を表現したいための練習」
あなたは「自分を表現したいための練習」をどんなふうにされていますか
そして練習は楽しいですか