以前何人か続いた、「離婚」又は「夫との不仲」の
カウンセリグング。
1、「夫と性格が合わないんです」
2、「帰ってきても全然話してくれなくて寂しい」
3、「何も相談できない」
4、「価値観が違う」
5、「話していると喧嘩になるんです」
相談者は全て奥様方。
これを見て皆様何かお気づきでしょうか。
1~4は全てコミュニケーション不足、または
本音でとことん話し合っていない。
5だけは「なぜ喧嘩になるか」を、たぶん皆様とは
違う角度でお話ししましょう。
それではまず5です。その方が1から4が
分かりやすくなると思います。
5の「話していると喧嘩になる」、これはそもそも
話の内容が喧嘩になっているとは限りません。
またそこに気づかず喧嘩になっていることが
多いです。
話していてなんだか通じない。
話が変わる。
質問の答えが得られない。
話が膨らむ。
これは「話す能力」「伝える能力」が問題なのです。
後は「伝えようとする能力」。これは気持ちの問題
かもしれません。
結婚相手に「話す能力」がないと、誤解を生んだり、
フィルターをかけてみてしまったりすることがよく
起こります。また「話す」という能力は、「考える能力」
でもあります。
それでは例で考えてみましょう。
妻:長女の〇子の××についてだけど、あなたどう思う?
夫:君に任せるよ。
妻:私が分からなくて困ってるから相談しているのよ。。。
夫:それなら〇子に直接聞けば。
妻:〇子が判断できるような内容じゃないから、
あなたに相談しているんででしょ。
夫:。。。。。
妻:ねえ真剣に考えてよ!
夫:そんなこと聞かれても、自分の事じゃないしなぁ。
妻:ちっとも真剣に考えてくれない。もういいわ!
何てことありますよね。
夫は考える気がないのか?
いえいえ、どう答えて良いか分からない場合も
多々あるのです。こんな感じでいつも喧嘩になり、
長女の事が本当は問題ではないのです。
皆様お分かりでしょうか。
もちろん妻は長女の事を相談したかったのですが。
そしてこれが何度も繰り返されるため、
1、「夫と性格が合わないんです」
3、「何も相談できない」
4、「価値観が違う」
と思ってしまうのです。つまりこの場合、妻の方が
夫より、コミュニケーション能力が高いんですね。
また加えて夫は伝えようという意思が薄い。
そして今までの経験上、夫は妻に何度も聞かれて
うまく答えられないため、自然と逃げてしまう、妻を
めんどくさく思ってしまう。それで結局2が起きてくる。
2、「帰ってきても全然話してくれなくて寂しい」
これで妻が浮気をしてしまい、悩んで相談をしに
くるクライアントを複数受けました。
コミュニケーション能力、大事ですね。
奥深く見ると、目の前の話が原因ではなく、
能力の違いから食い違いが起こるんですね。
もしこんなことが繰り返されるような時は、
その場で一瞬冷静になり、
コミュニケーション能力が違う
コミュニケーション能力に問題があるのでは、
と考えてみてください。いかがでしょうか。
それではちょっと一息。ほっとしてください。
クレモンティーヌの素敵な歌声を。。
♪男と女