今日は重要かつ視野を広げるお話の短編集。
その1「著作権・裁判所まで」
先日仕事であるかっこいい弁護士さんにお会いしたのですが、
その彼がお話ししてくださったことです。
判決を言い渡した後、犯罪を犯した人に裁判官が
「これから更生して下さいね。まっすぐ生きてね」と
いう意味で、歌の歌詞を引用して、最後の言葉を
贈る場合があるそうです。
それを知ったジャスラックが、裁判所にまで著作
利用料を求めてきたとか。あわてた裁判所は全国の
裁判所に、絶対歌の文句は使わないよう、おふれを
出したそうです。すごいですねぇ~。ジャスラック。
私はプロデューサー時代、そのことで何度も嫌な
思い(クラシックコンサートなので、著作権切れ
の曲しか使っていないのに、使ったでしょ~と疑わ
れた)をしたので、全仕事関係者には
「著作権のある曲は使わないように」
「著作権のある曲を使うときは、ちゃんとジャスラックに
聞いて、お金を払って使ってね」
と言ってあります。あ~恐ろしや~
その2「内容のポイント・話のポイント」
人には必ず受け取り方、思い込みというものが
あります。それが偏っていても、本人は気づいて
いない。だから断定してはっきり言えたりします。
亡くなった小林麻央さんがブログで
「私は〇〇と思っても、相手は違うかも」
「相手にも私が思いつかないような、いろいろな考えがおありかも」
「自分よりもっとそのことをご存じかも」
等と書いておられました。
本当にそう。
「自分よりもしかしたらご存じかも」とか
「自分が思いもかけないような考えをお持ちかも」
「話の視点がずれていないか」
等を考えれば、何事も断定はできないかもしれません。
例えばドクターのような頭の良い方は、私のお会いして
来た限りでは、絶対断定はしないですね。
もし自分が違っていたり、間違っていれば、断定して
言い切ったことが恥ずかしいからです。
最後にターシャの言葉です。
もっと大切な事は、仲間を愛し、家族や友人と仲良く暮らし、
優しさと許しを日々実践し、自分の仕事を楽しみ、そして
心が満たされる趣味を持ち、親しい人たちと営みを分かち
合うことで、幸せな人生を送れるように努力できるという事
です。
そして私たちの子供が成功し、素晴らしい人生を送るのを
見るという、希望を持つことができるのです。
これらは私たち自身の選択の問題なのですよ。
ターシャ・テューダー「最後のことば」より。