もしあなたが誰かに

 

「あなたの○○おかしいんじゃない?」

 

と言われたとしたら、最初にあなたの頭に

浮かぶことはどんなことでしょうか。

 

1、私の○○おかしいかな?と自分の心や
  行動を確認する人

 

2、聞いてないのに意見しないで、と相手の
  行動について思う人

 

大きく分けてこの2つにわかれるのでは、と

私は思います。

 

この行動の違いは何でしょうか。

 

1は自分に自信がない人で、2は自分に

自信がある人でしょうか。

 

そんなくくりでも考えられますが、これは

私が思うところでは、

 

・客観性のある人とない人

・謙虚さのある人とない人

 

の違いだと思います。

 

客観性=別の角度や相手の立場から

      物事を考えられること

 

謙虚さ=控え目で、つつましいこと。へりくだって、
      すなおに相手の意見などを受け入れること

      (グーグル国語辞典調べ)

 

また別の言い方をすると、上の1の回答者は

「素直な人」とも言えます。相手の言ったことを

そのまま受け入れることができる、という事でも

あります。

 

もちろんよく考えた結果、1の答えとして

自分は間違っていないかった、という事もあります。

 

しかし何かを学ぶ、成長したいと思った時、

1と2では1の人の方がずっと成長します。

 

謙虚、最近ではあまり身近に感じにくい言葉に

なってきましたが、何かを学ぶとき、とても必要で

重要な言葉です。

 

そして今日のテーマ、

「感情が内を向く人、感情が外を向く人」ですが、

最初の1、2の例のように、最初の瞬間の感覚で

感情が内(自分)を向く人と、外(自分以外)を向く

人の違いは、自分を評価するか、相手を評価する

かの違いだと思います。

 

相手を評価する人の場合、どんどん外に向いて
評価し、常に「評価する側」に立っています。
ですので場合によっては無意識でも、偉そう、
上から目線に見えてしまいます。

 

もし反対意見であっても、

「その場でいう事が適切か」は考えた方が

良いでしょう。

 

 

反対に自分を評価する人は「これで良い、

今の自分で良い」と思っていないから、

「これではダメだ」「もっと良くならないと」と

常に思い、どんどん自分を追い込んでしま
います。


追い込みすぎるとこれもしんどい。そして

こちらも無意識に自分を責めていることに
なります。

 

いずれにせよ成長したい人、向上したい人は
先ほども書いたように、感情が内を向いていた
方が、成長しやいのではないでしょうか。