皆様こんにちは。台風大変でしたね。でもその後の大阪は
さわやかで、今日はとても秋らしい1日でした。
さてこんな気持ちの良い季節ですが、人が欝っぽくなったり、
イライラしたり、落ち込みやすくなるのもこの時期です。
これは大人も子供も同じです。今まで暑い夏に体が調子を合わせて
それに慣れていたのがだんだん涼しくなり、心の安定やバランスに
使っていたエネルギーを体の調整に使わなくてはならなくなるため、
心が不安定になりやすいのです。
今頃が一番欝が増えたり自殺が増えるのもこのためです。そして
お子様が小さいうちに心の強い、情緒の安定した心をしっかり根付
かせたいものです。
ですのでこの時期は「心が元気に」「心が丈夫に」を考えて、ちょっ
と家族の心と向き合う時期に設定してみてはいかがでしょうか。
もちろん子育てをしている母親自身が「ストレスで爆発しそう」という
方もまた「ご主人が何か不機嫌」という方にも、今日は参考になる内容に
しました。そしてご両親が仲良く楽しく暮らしていることが、子供にとっ
て一番良いこと、子供の心を安定させてあげる一番のプレゼントです。
それでは実際に行ってみましょう。
まずお子様やお母様、お父様の好きなCDから1曲選んでください。
なるべくリズミカルでアップテンポのものが良いです。
ただし気分の落ち込みがひどい方には今日の内容は向きません。
CDの曲は1曲をリピートして流せるようにセットしましょう。
私は今10年位前にはやった「米米クラブの浪漫飛行」をかけながら
これを書いています。
1、まずはリズムを感じながら手拍子をしてみましょう。
ゆっくり手拍子ではなく、アップテンポで手が痛くならない
強さでたたいてみましょう。このとき大事なことは「リズムを
感じて」「スイングしながらのりのりで」行いましょう。
これなら小さなお子様にもできるはずです。できない場合は
お母様がお子様の後ろから抱くようにして、無理の無い範囲で
手拍子させてあげましょう。
2、今行った手拍子(リズム)は
♩ ♩ ♩ ♩ (タン タン タン タン)
のリズムで普通に打ったと思います。 今度はそれを少しだけ
複雑にします。
♩ ♫ ♩ ♫ (タン タタ タン タタ)
本来リズムの打ち方は何でも良いのですが、ちょっと複雑に
打つ事で「集中して曲にのる」ということをしたいのです。
ご家族でできるいろいろなリズムで試してください。
やってみるとわかりますが、このことが体のセロトニンという
神経化学物質を刺激します。このセロトニンが順調に出てくれ
ると情緒は安定し、穏やかな気分を誘導してくれます。
必ずリズム打ちをした後では笑顔になり、体温や手のひらの温度が
上がります。お子様に(ご家族に)ストレスが溜まっていたり、夜
鳴きがひどい、癇癪がある、最近ヒステリックなどの場合、親子で
20分ぐらいでもいろいろな曲で行うと、ストレス発散と脳への刺激
が起こり良いでしょう。
先ほど「1曲」としたのは幼児の場合、子供の曲ではなく、大人の曲
リズム打ちをするなら、同じ曲でリズム打ちをしたほうがその曲を覚え、
のりやすいからです。
また童謡でもリズム感の良い曲で、できれば秋の曲を歌いながら
手拍子をやっても良いでしょう。ただアップテンポの曲が幼児の
曲にはあまりないため、ご両親が好きな曲ならあえて子供の曲で
なくても家族で楽しめて良いでしょう。
■秋のリズム感のある曲例
・ 小さい秋見つけた
・ 村祭り
・ 松ぼっくり
・ 大きな栗の木の下で