今朝のNHKご覧になりましたか。

 

私の恩師、竹田先生がご出演されていました。

NHKは今発達障害でこんなことをしているんですね。

 

発達障害プロジェクト - NHKオンライン

 
ちなみに今日のNHKはこちら「NHK発達障害プロジェクト」
 
 
私も心理学、音楽療法、発達障害などをいろいろ学び、
2件の心療内科にも携わりましたが、1番腑に落ちた事が
「脳」でした。
 
 
〇性格は変えられない、なかなか変わらない
→脳の仕組みがそうだから。
  近眼の0、3の人に視力1,5になりなさい、と
  言っている感じかなと思います。
  これは身体の機能=脳の発育不足か部分的障害
  ※この時障害という言葉が語弊を作ります。
   近眼の人は障害ではありません。
   またちょっとした性格の偏り、発育不全はだれにでも
   あります。しかしみんなそこで悩みます。
 
  私は視力近眼の0,04でした。
  これは目の機能が遺伝的に近眼の血筋であり、
  いくら努力しても治りません。改善もしません。
  今朝のNHKではこんなお話をしていました。
 
  結局私はレーシックの手術を受け、今は
  1、0の視力です。
 
  心=脳も同様で、そんな機能、仕組みの脳を
  親からもらって生まれてきたら、それをよく知り、
  それならどう使うか、どう付き合うかを考えた
  ほうが救われると思います。
 
 
〇幼い頃の辛い事、嫌な事、悪い親が幼少期の私を
 創り育てたために、すごくつらい自分、嫌な自分に
 苦しんでいる。
→いつかは治る、必ず改善するというカウンセラーは
 たくさんいます。そして幼い頃の衝撃、心に追った傷は
 本当に大変大きいです。
 
 しかしこのトラウマから逃れなれないのはなぜか。
 別の角度から見ると、脳が損傷してしまっているから
 だと、私は思うのです。
 現に鬱は脳の損傷という事が、明らかになってきています。
 
 傾聴は大切ですし、話す事で楽になることは多い。
 しかし同時に壊れた脳の改善とどこが壊れているのかを
 分からなければ改善しないし、ずっと悩み続けます。
 
  大人になっていく上で色々な事を経験し、たまたま
  なんとなく改善、過去の事になってしまう、優れた私、
  になっていく事もあるでしょう。そうすると悩みは消え
  ます。
 
  分かりやすく説明しましょう。
 
 こんなことはないと思いますが、仮に何かのきっかけで
 近眼になったとしましょう。
 
 悩みの種は「遠くが見えない」。 
 
 その結果、遠くが見えない見えない、と悩むより、
 まずあなたは「遠くが見えない、目が悪い」という
 目の機能不全を理解し、だからメガネをかけよう
 とか、コンタクトをいれようとしなければなりません。
 
 元となったきっかけばかり追いかけたり恨んだり、
 またそこに固執しているのは、目が悪い事ではなく
 その人の脳がもともとそんなタイプの脳、仕組みの
 脳だからかと思います。そして自分の脳がそんな
 タイプなのだという事も理解しなければなりません。
 
 これは自分と向き合う事になり、それが辛い、
 それができない、怖いという方には難しいのかも
 しれませんね。
 
 とは言っても、そんな脳に振り回され、
 「また悩んでる私」「また落ち込んでいる私」が
 いたりします。
 
 しかしそれは性格が悪いのでも、運が悪かった
 のでもなく、そう取りやすい脳を持っていたと
 いう事です。 
 
 自分も人のことは言えませんが、完ぺきな人など
 いないし、悩みのない人もいないのではと思います。
 
 でもこれは「脳のパターンだった」、という事を知る
 だけでも少し救われませんか。
 
 そんな意味で発達障害、脳を勉強されることは
 心理学を加速させる上でもプラスになります。