今日は以前お送りして、「いいね」を

たくさんいただいたものを再送します。

 

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今日のセミナーの中で、

「子供たちにやる気を出させるには」
というお話をしました。

 

その中で私は、必ず子供たちに

「達成させる」

「成功させる」

という事が、やる気につながると
いいましたが、それは

 

「自分に勝つこと」

 

です。他人に勝ちなさいという

意味ではありません。

 

先日テレビのある番組の中で、

インタビューに答えた一般の方が

 

「勝てば許される」

 

という事を、座右の銘にしていると
おっしゃいました。

 

「勝てば許される」

 

皆さんはどうお考えでしょうか。

 

 

勝てば全てが許されるのでしょうか。

 

 

それならテロリストたちが勝てば、

それは許されて、彼らの行動や
考えが正しいとなるのでしょうか。

 

「勝てば許される」

 

音楽ではコンクールに出て、

勝てば許されて、負ければ許され

ないのでしょうか。

 

また誰に許してもらうのでしょうか。

何が許されるのでしょうか。

 

テトリストがたくさん人を殺して、

それでも天下統一や世界征服が

できれば許されるのでしょうか。

 

負けた人たちは全て許されない
のでしょうか。

 

私の思う勝てば許される、は

人にではなく、「自分」に対して

思う事だと思います。

 

なぜなら人を返して自分の価値を

見ている人は、人が自分の価値を

評価しているため、いつまでたっても

不安なのです。

 

人の評価で自分の価値を決めている。

つまり自分で自分の評価が分からない

のです。これが問題です。

 

これは自分を認めていない事、

自分への判断力がない事です。

 

負けるより勝つ方がいいですが、

人に勝つことだけが全てではなく、

自分を自分で認め、悪いところも

良いところも全て含めて

 

「自分を自分がよく分かっている」

 

事が大事なのだと思います。

 

大抵の失敗や悩みは、究極が

「自分が分かっていない」

と言うところにあります。

 

そして自分を本当に分かっていないまま、

人と戦うのですがら、そりゃあ悩みも増大し、

分かりやすい意味の、「勝てばそれで良い」

に、本当のところは理解ができていなくても

「勝ったから良いや」になっているのだと

思います。

 

 

「勝てば許される」の言葉が引っ掛かった

ので、少し書いてみました。