最近続けてコンプレックスを持つ方と接触
したり、持っている方のお話を聞いたり
しました。
「コンプレックス」。
あなたは持ち合わせているでしょうか。
だれでも1つや2つはあると思いますが、
場合によってはそれが悪影響することも
あります。
少し前仕事で関わった方、こちらは学歴を聞いて
いないし、そんなことを考えてもいなかったのに、
「私の学歴は〇〇で。。」とご自身からおっしゃて、
こちらにもそれを気にされているんだなぁと、 とて
も感じたことがありました。
また別のある方は大学の優劣をとても気にされ、
私から見るとちゃんとした大学を出ておられるのに、
「こんな大学ダメよ」と何度もおっしゃっていました。
学歴のお話しが続きましたが、仕事でもそうです。
仕事ができる、たくさん売り上げが上がっている、
仲間がたくさんいるなど、相手が勝手に思って
しまう場合があります。
どうとるかは相手次第ですが、相手が勝手に
ゆがんでとってしまい、話がややこしくなったり、
重たくなったりすることがあります。また人間
関係がおかしくなったり、その関係に優劣が
ついてしまったり。
私はあまりコンプレックスを持っている人と
お話しするのは苦手です。受け取り方が曲がる
し、話がややこしくなります。
こんな事以前も書いたことがあったと思いますが、
結構そんな方は、コンプレックスを「無意識」で
お持ちです。だからコンプレックスを持っている
とも思っていない。
人と会話した時、「あなた」ではなく「相手」が
コンプレックスでゆがんでとることもあるのです。
だから「言い方がわるかった」とか、「気を悪く
されたかしら」など、気を遣いすぎる事はない
のです。相手が勝手に悪くとるのだから。
なかなか自分と同等という人はいませんが、
相手のとり方がゆがんでいるほど厄介な
事はありません。
皆さん、自分をけなすのはやめましょう。
相手が悪い場合もあるのです。
そして松下幸之助さんもおっしゃっていた
ように何でも「素直」に受け取りましょう。
松下さんは「素直が1番」と本に書いて
おられました。
悪い方も良い方も、その価値判断は
その人の持っている色眼鏡で決まって
しまうのですね。
私はなるべくメガネを磨いて、無色透明な
眼鏡で世の中を見たいと思いました。