私のピアノレッスンの受講生の中には、
発達障害のボーダーラインを思わせる
子供たちもいます。
そんな子供たちにゲーム好きは多く、
依存しやすいです。
発達障害にはアスペルガーやADHDが
いますが、それが元で何かに失敗したり、
落ち込んだりした時、ゲームはそれらを
忘れさせてくれる、唯一無二の道具に
なります。
そして私が怖いのは、能力向上や性格矯正に
来た子供たちが音楽療法で脳に刺激を与え、
やっと良くなってきた、とか情緒が安定してきた
などの光が見えてくるころ、ゲームに没頭する
(親のいう事を聞かない)年代になってしまい、
親が止めてもゲームに溺れてしまう事です。
ゲーム依存です。そしてゲーム脳の開発育成
段階に入ってしまう事です。
つまり
ゲーム脳の開発育成=音楽療法の効果衰退
です。
記憶力が下がり、集中せず、コミュニケー
ション能力も下がり、無気力でやる気が
なく、だけどゲームだけは楽しくできる。
これで音楽を(ピアノを)止めたら、成績はもっと
下がり、情緒はもっと不安定になる、と私は
思っています。親御さんにももっと実感して、
本気で戦ってほしいです。
私にとっては、ゲーム脳と音楽療法の戦いです。
いろんな意味で賢い子供はゲームに溺れない、
と思います。
それに関するぜひ読んでほしい本です。
いろいろ批判もありますが、私は臨床経験から
これらの本は決して間違いではないと思います。
カスタマーレビューの小学校5年生のお母さんの
書かれた、低評価数があまりに多く不自然を
拝見して私も同感です。
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ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)
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もう1つ森先生のレポートを上げておきます。
本を買わなくても、このレポートを読むだけでも、
私は参考になると思います。
続いて東北大・加齢医学研究所の
川島隆太教授のレポート
長時間のゲーム 脳や言語知能の
発達に悪影響 MRIで解明
これらはゲームだけに関わらず、パソコンやスマホを
やり続けている人も同じです。
皆様はどう思われるでしょうか。
子供たちには大事件、とっても重要な事です。