火曜日の脳の講座で資料にした

内容です。

 

私もカウンセリングや心療内科での

臨床経験で、この著者と同じこと

(20人に一人…下記参照)を、思って

いました。

 

私もADHDかアスペルガーかLDかと

言われれば、アスペルガー的です。

 

だからこの著者の言う、

「隠れアスペルガーがいっぱい」と

いう意味は本当によくわかります。

 

この本の前にぜひこの注釈をご覧ください。下記

 

抜粋

ところで、アスペルガー症候群は、精神科を受診すると「アスペルガー症候群である」と診断が下される。しかし、症状が比較的弱いために、アスペルガーの診断が下されず、周囲からも「ちょっと変わった人」としか見なされない人たちがいる。その人たちを、本書は「隠れアスペルガー」と呼んでいる。人数にすると、日本では真性アスペルガー(本書では「隠れ」に対してそう呼ぶ)が90~100人に1人いるのに対し、隠れアスペルガーは40~50人に1人。発達障害カウンセラーとしてアスペルガーを診てきた著者の体感では20人に1人はいるのでは、と推測している。

 著者の見立てが実態に近いとすれば、じつに5%の日本人が、隠れアスペルガーとして「生きづらさ」を感じている。しかし、症状が弱いために、精神科にかかることができず、人に相談しても「気にしすぎだよ」と理解されず、「自分はそういう性格なんだ」と自責の念にかられる。本書によれば、行き場のない隠れアスペルガーの多くが向かう先は、「自己啓発系セミナー」や「スピリチュアル系のカウンセリング、ヒーリング」など。しかし、繰り返しになるが、アスペルガーは「生まれつき」「脳の物理的な問題」によるものなので、心の持ちようで改善されることはない。無責任なセミナーやカウンセリングに対して、子ども時代に重度のアスペルガーで悩んだ著者は、憤りをあらわにしている。

 

全文はこちら