みなさまこんにちは。大部秋も深まり寒い日が増えましたね。
さて今日は皆様もよくご存知のゆうやけこやけを使って、
実際にレッスンしてみましょう。
この曲でお子様とどんなお話、どんな想像ができるでしょうか?
まずは歌ってみましょう。
1
ゆうやけこやけで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
お手々つないで みなかえろ
からすと一緒に 帰りましょう
2
子供が帰った 後からは
まるい大きな お月さま
小鳥が夢を 見る頃は
空にはきらきら 金の星
皆様はどんな風景を感じられたでしょうか。
お子様と一緒に歌詞を味わってみましょう。
1番では
1、どんな場所かな?
2、お空はどんな色かな?
3、お寺はどこにあるかな?
4、鐘の音はどんな音かな?
5、何歳くらいの子供たちかな?
6、1人かな、2人かな?それともたくさん?
7、カラスはなんて言ってるでしょう?
他にもいろいろあると思います。1番の歌詞を説明してあげ、
想像できる部分はたくさん想像してみましょう。例えば
7番の「カラスはなんと言ってるのでしょう」をあげると、
「早く帰ろう」
「みんなまたあしたね」
「私(ぼく)もかえろう」
いかがでしょうか。他に絵を描いたり、折り紙でお寺や
カラスを折ったり、切ったりしてみるのも大変良いです。
いろいろな事を1つの歌で想像し、深く歌詞を想像し、味わって
みましょう。
今の時代はなんでも「早く」という時代。また表面的に過ごし
深く味わったり、ゆっくり考えたりしないことが多い時代です。
だからこそ「よく考える」「深く考える」をお子様に教えて
あげましょう。よく考えるという事が身につけば、すぐあき
らめたり、すぐ人に危害を加えるなどという軽薄な行動は
きっとしないと考えられますし、集中力、判断力も合わせて
身につくと思います。
2番でも同じように想像したり味わったりして、1つの曲を
色々に楽しんでみましょう。美しい、楽しいなどの感性が
身につくことはもちろんです。