今日は以前お送りしたものですが、
再度お送りしたい内容なので再アップです。
企業される方はどうぞ一緒にお考えください。
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今日は朝からチョー忙しい1日でした。
そしてそんな日だからこそ皆様にお聞き
したいことがあります。
皆さま一緒に考えて下さい。
ここからは音楽をやっている方、
音楽をやっていない方、どちらにも
言えることです。
先日私のターシャ・テューダーの本を
読んでいたら、掲載されていた言葉です。
著作権の事もありますので、ぜひ本物の
本を買って読んでほしいです。
「私の絵の魅力のひとつは、
想像ではなく、現実にもとづいて描いていることじゃないかしら。
牛の乳はどちら側からしぼるものか、
馬はどちら側から乗るものか、
干し草の山はどうやって作るのか、
全部わかって描いているの。。。。
※抜粋
ターシャは画家であり、童話作家でも
あります。その絵はあたたかく、懐かしく、
古いアメリカの時代をすごくうまく表し、
それを見た人に、何とも言えないほっこりと
した気持ちを与えてくれます。
音楽は楽譜を追うため、その音だけを追い、
なまじ本当の題名の意味を知らなかったり、
その情景をわからないまま演奏することが、
よくあると思います。
しかしそれではいけないのです。作曲者の
思いを考えることもありますが、その時代、
その国の文化、その時々の道具や暮らしを
理解しなければわからに事があります。
>牛の乳はどちら側からしぼるものか、
>馬はどちら側から乗るものか、
絵を描く人にこんなことが必要だと
感じたことがあったでしょうか。
そして音楽をやっている人には、
必要ではないのでしょうか。
ターシャは「全部わかって描いているの」
と言っています。つまり、
本物、
全て理解しているから、
彼女の本は売れるのだと思います。
決して表面的ではないのです。
そしてこれは事業にも言えます。
表面的に事業をしたい人。
・お金を儲けたい
・成功したい
・有名になりたい
これらの気持ちで事業をすることは
間違えではありませんが、純粋な
動機ではありません。
自動車のホンダの、本田宗一郎さんは
車が好きで車をいじっていたくて、
ホンダを創りました。
またパナソニックの、松下幸之助さんは、
各家に安く電気がつくように、という思いで
電球を作られたことがパナソニックの始まり
です。
つまり本田さんも松下さんも、お金を儲けたい
とか、成功したい、有名になりたいなどと思って、
起業していないのです。
本物の成功者の神髄は、
1、やっていることが本当に好き、どうしても好きか
2、世の中のために役立てたい、
と思っている人なのです。
ターシャではありませんが、分かっていないのに
適当に作ったり、好きでもないのにお金のために
事業を行っている人はいないのです。
今は起業することが流行っており、みんな
成功やお金持ち、を目指して事業を始める
人が実に多い。
しかし根底に、上の1や2がないと、続かない、
反対をいうと本当の意味で、1や2がある会社は
ちゃんと続くのです。
起業されたみなさん、
本当にあなたにしかないもの
本当にあなたにしかできないもの
を売りにしているでしょうか。