後からの補足です。この内容は音楽と

関係のない他の分野のセラピストの

皆さま、一般の皆様にも人の心を

とらえるポイントになります。

 

下記の1から5を、自分のお仕事に
置き換えてお考えください。

 

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楽器のレッスンはひと昔前まででは、
音大に行くためであろうが趣味であろうが

「うまくなるためのレッスン」

が第1でした。


しかし今はちょっと違います。
何のために一般の皆さんは、楽器を習いに
来られるのでしょうか?


そのほとんどが「音楽で癒されたいから」では
ないでしょうか。もちろん難しい曲を、うまく
演奏したいから、という希望もありますが、


楽器を弾きたい=癒される=発散 です。


日本ヒーリング音楽協会では「癒される」の中に
「発散」も入っています。静かな曲とは限らず、
激しい曲や速い曲も含まれます。


またうまく弾ければ、達成感と満足感で心が
癒されるのです。もちろんメロディが美しいこと
にも癒されますが。


さらに並行して演奏する(練習する)ことで、
ある意味指の運動になり、発散することになります。

 

 

$ヒーリングミュージック

 


さてあなたはのレッスンは、癒されるレッスンに
なっているでしょうか。

 


癒されるレッスンとは、大人でも子供でも


1、季節にあった選曲がレッスン曲に加わっている

2、練習順の曲のテンポが考えられている

3、練習順の曲の曲想が考えられている

4、生徒さんが何を求めてレッスンを受けているかを、
  ちゃんと把握できている

5、かりに30分のレッスンの中で、時間の経過と気持ちが 
  どんな関係にあるか理解している


まだまだありますが、楽譜外で心理学的に、脳的に
こんなことを考えてレッスンできると、癒され
安いのです。


これはコンクールや受験生は別で、趣味で習いに
来られた生徒さんの場合です。大人も子供も関係
ありません。

 

昔の先生は分かっていたかどうか分かりませんが、
ピアノなら以下の練習順

1、ハノン
2、ツェルニー
3、曲


で弾くことは多かったと思います。これはある意味
理に叶っているのです。また脳をよくすると思います。

そして結果的に賢い子供や音楽好きを成長させたのです。

 


そんな良い順で練習したのに、それではなぜ
「ピアノの先生はヒステリー」とか「陰険」とか
言われる事があったのでしょうか?

 


これはまた次で書きたいと思います。

もしあなたが楽器の先生なら、あなたも1度上の
1から5を考えてみてくださいね。 

 

 

これらを考えてレッスンできると、楽譜も進み
楽器の上達はもちろん、精神的脳的にも満たされ、
進歩しやすくなります。(*^_^*)