今日はコンプレックスのお話です。

 

みなさんにはコンプレックスはありますか?

 

 

誰でも1つや2つ、コンプレックスはあるでしょう。

もう少し足が細ければ。。もう少し鼻が高ければ。。

 

のような体のことなもですが、家が貧しいとか、

自分の親の事とか、学歴なども結構コンプレックスに

なっている人は多いです。

 

以前学歴について書きましたが、今日のお話は

「コンプレックス」としてお読みください。

 

 

仕事で大分前ご一緒した、あるご夫婦のお話です。

仕事の打ち合わせで初めてお会いして、軽く挨拶を

交わした後、自己紹介的なお話になりました。

 

といっても本当に先ほど名刺交換しただけの直後です。

その後夫婦は「私たち中卒なんです」と切り出されました。

 

私はそんなことも考えてもいなかったし、どちらかと

いうと急にそんな話をされて、私はびっくりしました。

 

 

どう答えてよいか分からず、ポカンとしたことを

覚えています。

 

そして引き続き、
「こんな経営者で良ければ取引してください」

「いやなら結構」

「学歴が良くてもつぶれる会社はある」

「いくら立派なビルを建ててもつぶれる会社はある」

 

と、こちらが言葉を挟む間もなく、このお話が

続きました。私はとってもいやな気分になりました。

 

私は契約で来ていたので「もう結構、帰ります」とも

言えず、結局最後まで話を聞きました。

 

先ほどの「もう結構、帰ります」と言いたくなったのは、

決して学歴のことではなく、そのご夫婦の、特に話続け
た奥さんの持っている、「とげ」というか「毒」に引いてしま

ったのです。私は学歴のことなど何も聞いていません。

 

※私は今は怒っていませんよ~(笑)冷静に読み進めて

下さい。

 

 

またこの奥さんがそんな話をしなければ、きっと

ずっと中卒のことは知らなかったと思いますし、

その日の仕事の話とは、まったく関係なかったのです。

 

 

さてもう1例ご紹介しましょう。

 

 

別の話でこんなこともありました。

これももう大分前のお話です。

 

皆様は町のお医者さんの差に何があるか、ご存じ

ですか?

 

私はある心療内科の医師から、

「私は医学博士ではなく、ただの医師だから」

と言われました。

 

私は「???」と固まりました。

 

音楽療法である心療内科に行った時の

事です。

 

その医師は続けて、「論文をきちんと書いて

いくつかだして通ると医学博士」「論文を

出さなかったり通らなければただの医師」

と言われたと思います。

 

医学界に詳しくありませんし、うる覚えなので、

これはあやふやですが、この先生は

「自分がただの医師なんだ」と言うことを、

私に言いたかったのでしょう。

 

私からすると立派なお医者さんで、医師か

医学博士かなどは問題ではありませんでした。

そしてこの時も、こちらが聞いていないのに、

向こうから話されたのです。

 

 

この2つのパターン、どうして自分から

そんなことを話し出すのでしょう。

これ以外にもこんなことが何回かありました。

 

 

そして言えることは、

「気にしているのは自分」

だということです。

 

コンプレックスとは何かで、

 

「自分が自分を許せない事」

 

なのです。人のせいではありません。

自分が許せないのです。

 

 

そしてそれが気になる出来事があると、

自分の怒りを(だと思います)

 

人にぶつける

人のせいにする

 

のだと思います。違うでしょうか。

 

それを解消できるのは自分しかいないのに。

 

人は案外気にしていないし、気づかない

事が多いのです。

 

 

そして1番の解決法は、

 

「それを自分が受け入れる」事です。

 

ここで1番重要なことですが、

コンプレックスの解決策は、その原因で

ある怒りを持った自分を、どうすれば

受け入れ、その怒りを解消できるか

であり、それらを考えずに目先やきっかけの、
学歴だとか鼻が低いとかに、目が行ってしま
っているのです。

 

結局は「自分をどう受け入れるか」です。

 

 

いかがでしょうか。

 

ひどいコンプレックスを持った人のそばにいると、

思わぬしぶきが飛んできますので気をつけましょうね。

 

 

そして自分と仲良く、自分を受け入れて幸せな人に

なりましょう。