皆様、プロ意識とはなんでしょうか。

 

私の考えでは

「相手の立場に立って物事を考えられる人」

です。

 

あの松下幸之助さんは、取引先のどんな

難題も受けたとか。相手の立場に立って

考えたのです。

 

ピアノの先生で言うと、どんなやりにくい

お子さんが来ても教えられる人、では

ないでしょうか。。

 

最近私がとても残念に思うのは、

「返事のない人」。少し続きました。

 

これはプロである前に人としても、

マナー違反だと思います。

 

 

先日楽譜の挿絵を描いて下さる人を
探して、いつも事務所に向かう途中に

あるギャラリーで、ふと足を止めました。

 

そのギャラリーは毎週まいしゅう、

色々な方がひっきりなしに個展を
されている所です。人気のギャラリー
なんでしょうね。

 

そのギャラリーの前には、個展の案内の

葉書をおくスタンドがあり、そのギャラリーで

個展をされる皆様が、葉書を作って置いて

おられます。

 

その葉書の絵の中に、1枚素敵な絵を

見つけて、それをいただいて帰り、
連絡をとりました。

 

葉書にはツイッターの連絡先しかなかっ

たので、そこから連絡をしました。

 

1日たっても返事がなく、ちょうどその方の
個展の日も近づいたので、個展の初日に
直接ギャラリーに行ってみようと思い、尋
ねると、違う人の個展。

 

あれれとよく葉書を見ると、そのギャラリーに

葉書はあったものの、場所が違っていました。

 

そこでその個展の場所に出向くと、案内の
方が、「後10分ほどできます」と言う事で、

待たせてもらいました。

 

しかし20分ほど待っても来られず、案内をして

くれた人がメールをしてくれましたが、

返事がありません。

 

私も時間がなかったので、その案内の方に

名刺を渡し、連絡をいただけるよう言づけて

帰りました。

 

すると2日たってやっとメールが来ました。
ツイッターで返事を待ち、個展会場で

来場を待ち、連絡を言づけてやっとの

メールです。

 

それでも気を取り直して、メールで楽譜の
件を説明し、大体の料金等をお尋ねした
ところ、1週間たちますが返事が来ません。

 

 

その方は1度来たメールに、
「お会いして打ち合わせて」と書かれて
いたのですが、値段があまりに違うなら、
お互い時間の無駄になるので、
「おおよその料金」と思い質問しました。

 

 

「唐突に質問された」と思われたのかも

しれませんが、私にとって1枚が高額な
値段だったら、10枚ぐらいお願いした

かったのでとっても無理です。

 

そこで事前に聞いたのです。

しかしそれが失礼だったか、回答のしようが

ないのか、何なのか。

 

答えようがないなら、答えようがないとか、

詳細を聞かないと分からないとか、何か

返事をするのがマナーではないでしょうか。

 

それとも初めての仕事依頼で、どぎまぎ

されたのでしょうか。

 

プロなら「できないならできない」「分から

ないなら分からない」と、返事ぐらいする

事が最低限必要だと思います。

 

そしてその返事は、2,3日中にすべきです。

考えたり調べたりするのに時間がかかる

場合は、「時間がかかる事」を連絡すべき

です。3日後にお返事しますなど。

 

ちょっとしたことですが、これは仕事を

する上でとても大切な事です。

 

 

音楽はもちろん、どんな仕事でも

きちんとコミュニケーションのとれる事が、

仕事ができる人の最低限の条件だと

思います。