皆様こんにちは。昨日の大阪はむし暑くて梅雨のようでした。
皆様の所はいかがだったでしょうか。
さて今日のテーマは「頭が良いとはどういうことか」です。
頭が良い=成績が良いと思われがちですが、本当のところは
どうでしょうか。
勉強もできないよりはできたほうが良いですが、それより
こんな事が大事ではないでしょうか。
1、 困難に出会ったとき乗り越えるスキルがある
2、 機転が利く(頭の回転が速く柔軟性がある)
3、 前向きな性格
4、 負けず嫌い
5、 情緒が安定している
これらをうまく伸ばしてあげられると、とても頼もしい性格の
お子様になるのではと感じます。そこで副題に書きました、
「整理機能を発達させよう」が出てくるのですが、どんな時でも
問題のポイント、核となる事がわからなくて悩んだり、どうして
良いかわからなくて投げ出してしまう場合が、お子様には多いです。
これは勉強も同じ、また大人でも同じです。
上の1と2は関連していますが、困難いに出会った時、ぱっと違う
方法や、別の発想が浮かべば困難は乗り越えられ、道は開けやすく
なります。
分かりやすくするため、お子様の困難に必須の「勉強」を例にしてみ
ますが(笑)、算数をしていて解らないとき、まったく違うやり方や、
以前同じような問題をやった事をふと思い出せ、いろいろな方法で問
題を解ける柔軟さがあれば良いと思いませんか。
しかしそれより本当はもっともっと大事なことがあるのです。それは、
「何がわからないかわからない」お子様が多いのです。大人も同じで、
「悩みの核心がわからない」場合が多いのです。
「何がわからないかわからない」これは大変重要な事です。
私が子供たちを見ていると、困難にぶつかった場合どんな場合でも
「何がわからないかわからない」または「きちんと的を得られてい
ない」場合が多いのです。
これは「的をしぼれない」「核がわからない」ことで、頭の中で整理が
できていないのです。「これとこれはわかって、ここがわからない」
という事が非常に多いです。また反対に的がわかれば、半分乗り越えた
ようなものです。
そこで小さなうちに「的を当てられる」「ポイントをつかめる」ように
してあげられると良いですね。これには整理機能、つまり分析力をアップ
してあげる事です。
日々のおもちゃを片付ける中で「積木はこっち」「お人形はこの上」など
「整理させる」事を習慣づけてあげましょう。また自分の行動や時間の
使い方なども分析させましょう。
例えば「○○をした後で△△をしたほうが良いか」またはその逆が良いか。
「○時から□をするのと、△時から□をするのとどちらが合理的か」など、
「考える」という事を習慣づけてあげましょう。何気ない事ですがこれで
考える力がつき、機転が利き、整理機能及び分析力がつくのです。
「考える力」があれば、困難も乗り越えられます。また発想がわけば道も
開けます。しかしそのどちらにも大切な事は「考える力」です。また「考
える」という前向きな姿勢創りが非情に重要です。そしてその「前向きな
姿勢創り」は、日々の生活の中の何気ない日常が、子供を育てていきます。