先日からアンケートのブログにたくさん回答いた
だき、大変ありがとうございました。メッセージの方にも

たくさん回答をいただき、重ねてありがとうございました。

 

まだしばらく続けますので、アンケートのご協力

よろしくお願いします。

 

さてその中でも複数の皆様からのお悩みについて、

ここで回答していきたいと思います。

 

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今日はその1つ「速く弾けない」です。

 

「速く」にもいろいろありますが、ピアニスト級、

音大生の現役バリバリ級は別として、ごく普通の

趣味の方が、ある程度速く弾ける事と言う意味で、

ここでは書いてみます。

 

私の生徒さんにもいますが、何を弾いても

速くない生徒さん。またはある程度しか速く

ならない生徒さん。

 

これは脳の受け取る速さが遅い場合に

起こりやすいです。

 

 

こんな生徒さんは、物事を脳に伝達するスピ
ード(回路を通過するスピード)が遅いか、
脳に伝達した後その内容を、理解するのが
遅いかのどちらかです。

 

いずれにしても、日常で生活するスピードが

速くなると、ピアノも速くなりやすいです。

 

ですのでピアノで速く弾きたかったら、

生活の行動スピードを速くしてください。

単純なお話ですが、とても実用的で
重要な事です。

 

さらにメトロノームで、1度「ごく普通」と

感じる速さを計ってみてください。

 

仮りにごく普通に弾いている速さを

計ってみたら、無意識で

 

アンダンテ=四分音符=70 

 

だったとしましょう。曲は通常の練習曲で

OKです。

 

そしたらその速さをすこーし上げて、

普通に弾いている速さを、76ぐらいにして

毎日弾いてみる、するとそれが当たり前に

なって、その人の「時間軸の普通」が変わっ

てきます。

 

これは脳に通達する速度が速くなった場合、

学校でのテストで問題を解く時間、生活での

様々な行動の時間が速くなってきますので、

音楽以外でも効果的です。

 

急に速くより、何気ない毎日の練習で、

「自分の時間軸の速さを上げる」が大切です。

 

また私の生徒さんの例では、速い曲ばかり

3か月続けて集中して行った結果、中学生の

場合で大分速く弾けるようになりました。

 

この3か月の間弾いた曲はツェルニー、

ハノン、トルコマーチ/モーツアルトでした。

 

ごく普通のようですが「速く弾く」を目標に、

ぐちゃぐちゃにならないようにして、とにかく

速く弾くことだけを練習しました。

 

結構効果が上がったので、皆様も

ぜひお試しください。私の生徒さんの場合、

頭の回転も速くなってダブルで効果的でした。