みなさんこんにちは。来月からは3月。いよいよ春ですね。
お天気が良いと窓を開けたくなってきます。皆様の所はいかが
でしょうか?まだ春の遠い所もあるでしょうね。
さて今日は「緊張感」という事についてお話しましょう。
この春から入園や入学など、おうち以外の「初めての場所」に
通うお子さんも多いと思われます。
そしてそれをとても心配される、お母さん方も多いでしょう。
きっとお母さんご自身も不安なのではないでしょうか。
しかし最近私自身、男の子の引きこもりやニートになって
しまったお子さんと関わっているうちに、少しわかってきた
ことがあります。
それらのお子さんの多くは、とても平和で大事に育てられ、
お金にもさほど不自由することがなく、しかしごくごく平凡な
家庭で育ったお子さんが多くみられました。
そんな一見問題なさそうな家庭が、「問題」だったようです。
ご両親からきつく叱られたり、注意されたり、何か目標を持って
がんばる、と言う経験が小さいうちにあまりなかったのです。
つまり不安感や緊張感を家庭で経験せずに、大きくなってし
まったのです。ですから初めて行った幼稚園で、友達に意地悪を
されたり、驚くような事をされると、その驚きは大きく、どう
対処してよいか分からなくなるようです。そして幼稚園には行き
たくない、につながってしまうケースがありました。
また緊張感がないため前向きにならない、活動意欲がない、
挑戦していく気持ちがあまり育っていない場合もあります。
しかし自分が「人よりできない」「早くできない」を感じるお子
さんは多いようです。もちろん気にしないお子さんもいますが。
これらは良い意味で、「緊張感がない家庭」で育ってしまった
という事ではないでしょうか。
「怒ることはいけない」というしつけが一時流行りました。
しかしこれはバランスです。怒ったり注意したりをしないと、
良い緊張感や、前向きの気持ちが育たない場合がありますし、
幼稚園などに初めて行って、他人や友達から叱られると、
本人はより「びっくり」してしまいます。ほめすぎも、叱る、
注意する、怒るとのバランスです。
やはり良いこと悪いことをきちんと親は教え、悪いことをしたら
緊張感を子どもに持たせ、前向きの姿勢を持つ意味では不安感も、
ある程度必要と言う事になってきます。
またあえて叱ると怒るを書きましたが、どちらも必要で、この
2つを家庭で経験していないと、本当に子供にとっては知らない
人や知らない場所で経験すると、脅威になってしまいます。
これらは全て経験からくる感性の育成です。いろいろな方を
拝見して、いかに万遍に感性が育つべきか、非常に偏ったり、
育っていなかったりすると思春期を過ぎた頃、思わぬ形で
人間形成に出てきて、その時はすでに「遅かった」という事に
なりかねないと感じます。
だから一見悪いとされる感情も必要なのです。
働かなくてもなんとも思わない、家にずっといてぶらぶらして
いてもなんとも思わない、何もする気がしない、これは非常に
問題です。
小さいうちに良い事悪い事をきちっと教えてあげましょう。
そして「いろいろな感性の経験」を、まずは家庭で経験させて
あげましょう。緊張感を持たせましょう。
「怒る」もたまには「お母さんが嫌なの!」と、正しい理由が
なくても言って良いと思います。これで初めて、「自分と人は
違う」「自分は人の嫌がることをしたんだ」という事がわかりま
す。すると人が嫌がることをしなくなります。
大人になっての人間関係は、「正しい理由がなくて、うまく
いかない」ことはたくさんあります。また正しくないのに、
我慢しないといけないことも多々あります。
これらも含めて、緊張感を育ててあげることが非常に、
大切なことではないでしょうか。
一昔前なら兄弟姉妹が多くてもまれ、喧嘩をし、理不尽も
家庭で経験したと思います。きっといろいろな緊張感が
あったと思います。家庭にいるうちに「緊張感」という
経験させてあげましょう。
お天気が良いと窓を開けたくなってきます。皆様の所はいかが
でしょうか?まだ春の遠い所もあるでしょうね。
さて今日は「緊張感」という事についてお話しましょう。
この春から入園や入学など、おうち以外の「初めての場所」に
通うお子さんも多いと思われます。
そしてそれをとても心配される、お母さん方も多いでしょう。
きっとお母さんご自身も不安なのではないでしょうか。
しかし最近私自身、男の子の引きこもりやニートになって
しまったお子さんと関わっているうちに、少しわかってきた
ことがあります。
それらのお子さんの多くは、とても平和で大事に育てられ、
お金にもさほど不自由することがなく、しかしごくごく平凡な
家庭で育ったお子さんが多くみられました。
そんな一見問題なさそうな家庭が、「問題」だったようです。
ご両親からきつく叱られたり、注意されたり、何か目標を持って
がんばる、と言う経験が小さいうちにあまりなかったのです。
つまり不安感や緊張感を家庭で経験せずに、大きくなってし
まったのです。ですから初めて行った幼稚園で、友達に意地悪を
されたり、驚くような事をされると、その驚きは大きく、どう
対処してよいか分からなくなるようです。そして幼稚園には行き
たくない、につながってしまうケースがありました。
また緊張感がないため前向きにならない、活動意欲がない、
挑戦していく気持ちがあまり育っていない場合もあります。
しかし自分が「人よりできない」「早くできない」を感じるお子
さんは多いようです。もちろん気にしないお子さんもいますが。
これらは良い意味で、「緊張感がない家庭」で育ってしまった
という事ではないでしょうか。
「怒ることはいけない」というしつけが一時流行りました。
しかしこれはバランスです。怒ったり注意したりをしないと、
良い緊張感や、前向きの気持ちが育たない場合がありますし、
幼稚園などに初めて行って、他人や友達から叱られると、
本人はより「びっくり」してしまいます。ほめすぎも、叱る、
注意する、怒るとのバランスです。
やはり良いこと悪いことをきちんと親は教え、悪いことをしたら
緊張感を子どもに持たせ、前向きの姿勢を持つ意味では不安感も、
ある程度必要と言う事になってきます。
またあえて叱ると怒るを書きましたが、どちらも必要で、この
2つを家庭で経験していないと、本当に子供にとっては知らない
人や知らない場所で経験すると、脅威になってしまいます。
これらは全て経験からくる感性の育成です。いろいろな方を
拝見して、いかに万遍に感性が育つべきか、非常に偏ったり、
育っていなかったりすると思春期を過ぎた頃、思わぬ形で
人間形成に出てきて、その時はすでに「遅かった」という事に
なりかねないと感じます。
だから一見悪いとされる感情も必要なのです。
働かなくてもなんとも思わない、家にずっといてぶらぶらして
いてもなんとも思わない、何もする気がしない、これは非常に
問題です。
小さいうちに良い事悪い事をきちっと教えてあげましょう。
そして「いろいろな感性の経験」を、まずは家庭で経験させて
あげましょう。緊張感を持たせましょう。
「怒る」もたまには「お母さんが嫌なの!」と、正しい理由が
なくても言って良いと思います。これで初めて、「自分と人は
違う」「自分は人の嫌がることをしたんだ」という事がわかりま
す。すると人が嫌がることをしなくなります。
大人になっての人間関係は、「正しい理由がなくて、うまく
いかない」ことはたくさんあります。また正しくないのに、
我慢しないといけないことも多々あります。
これらも含めて、緊張感を育ててあげることが非常に、
大切なことではないでしょうか。
一昔前なら兄弟姉妹が多くてもまれ、喧嘩をし、理不尽も
家庭で経験したと思います。きっといろいろな緊張感が
あったと思います。家庭にいるうちに「緊張感」という
経験させてあげましょう。