今朝気になるブログがあったので、私の
やったことがお役に立つかなと思い、
書いてみます。
これは音楽の先生にも非常に関係深く、
役立つかもしれませんのでご覧いただければと
思います。
今朝拝見したブログは、自閉のお子さんに
ついて書かれていたブログでしたが、その中の
特に言語訓練についてです。
そのお子さんには実際にお会いしていないし、
私の行った事が万人に同様に効果的かどうか
わかりませんが、効果があればと思います。
それは2年ほど前まで私の所に来られていた、
自閉症中度のお子さんの例です。
守秘義務があるので詳細はお話できませんが、
そのお子さんの話していることは、お母さん
しかほとんどわからず、私も最初は外国語を
聴いているような感覚でした。
とてもかわいく人懐っこいお子さんで、私も
音楽療法をしていても楽しかったです。
「ろれつをはっきりしたい」というお母さんの
ご希望(お友達とコンタクトがとれないので)
で、耳を鍛えることにしました。
そのお子さん=Aちゃんはまだ小さかったので、
カードに「ど、れ、み…」と1音ずつ書いた
ものを5枚(ドからソ)をお母さんに作って
もらい、聴音をしました。
つまり私が弾いた音を当てるのです。
Aちゃんが話している言葉がわからないため、
(Aちゃんは私の話していることを、
大体理解していました)音当てのゲーム感覚
で聴音をしたのです。
Aちゃんは幼い事と自閉のため、最初は
私一人でやっている感じでしたが、幸い
音楽が好きだったので、そのうちなんとなく
慣れ、『これ何の音?」に対して、何となく
カードをあげてくれるようになりました。
週1回来られ、そのたび6回1セットとして、
毎週半年ほど行いました。これ以外に
童謡を歌ったり、踊ったりしました。
3か月を過ぎたころ、少し彼女の話す言葉が
私も分かるようになり、特に「ど、み、そ」
ははっきり言えるようになりました。
するとお友達ともコンタクトができるように
なってきたようで、後の3か月はググッと
はっきり話せるようになりました。
つまり自分が話している音(声)の、聞き分け
ができるようになったのです。これにより
「言葉で考える」という事が出来るようになり、
私の考えていなかった、プラスアルファーの
効果が出てきました。
知能指数が30上がったのです!
とても嬉しかったです。
これには療育センターの皆さんも驚かれ、
後1点で障害者手帳がとれるところまでに
なりました。
聴音は耳を鍛え、それは脳を鍛えることに
なります。はっきり話せるという事は、
脳の中の「言葉(音)を聞き分ける分野」を
刺激し、コミュニケーション能力も発達
させたのです。
またそのことにより、言葉で人間は考える
ようになるので、知能が伸びたのだと考え
られます。
これは別に障害ではなくて、普通のお子さん
にも同様の事が言えます。
もう少し成績をよくしたい、集中力を
伸ばしたいなどの場合は、聴音をすると、
きっと効果的だと思います。
通常の音楽レッスンにも大変効果的で、
音楽と勉強、2つの能力を向上させて
くれると思います。
やったことがお役に立つかなと思い、
書いてみます。
これは音楽の先生にも非常に関係深く、
役立つかもしれませんのでご覧いただければと
思います。
今朝拝見したブログは、自閉のお子さんに
ついて書かれていたブログでしたが、その中の
特に言語訓練についてです。
そのお子さんには実際にお会いしていないし、
私の行った事が万人に同様に効果的かどうか
わかりませんが、効果があればと思います。
それは2年ほど前まで私の所に来られていた、
自閉症中度のお子さんの例です。
守秘義務があるので詳細はお話できませんが、
そのお子さんの話していることは、お母さん
しかほとんどわからず、私も最初は外国語を
聴いているような感覚でした。
とてもかわいく人懐っこいお子さんで、私も
音楽療法をしていても楽しかったです。
「ろれつをはっきりしたい」というお母さんの
ご希望(お友達とコンタクトがとれないので)
で、耳を鍛えることにしました。
そのお子さん=Aちゃんはまだ小さかったので、
カードに「ど、れ、み…」と1音ずつ書いた
ものを5枚(ドからソ)をお母さんに作って
もらい、聴音をしました。
つまり私が弾いた音を当てるのです。
Aちゃんが話している言葉がわからないため、
(Aちゃんは私の話していることを、
大体理解していました)音当てのゲーム感覚
で聴音をしたのです。
Aちゃんは幼い事と自閉のため、最初は
私一人でやっている感じでしたが、幸い
音楽が好きだったので、そのうちなんとなく
慣れ、『これ何の音?」に対して、何となく
カードをあげてくれるようになりました。
週1回来られ、そのたび6回1セットとして、
毎週半年ほど行いました。これ以外に
童謡を歌ったり、踊ったりしました。
3か月を過ぎたころ、少し彼女の話す言葉が
私も分かるようになり、特に「ど、み、そ」
ははっきり言えるようになりました。
するとお友達ともコンタクトができるように
なってきたようで、後の3か月はググッと
はっきり話せるようになりました。
つまり自分が話している音(声)の、聞き分け
ができるようになったのです。これにより
「言葉で考える」という事が出来るようになり、
私の考えていなかった、プラスアルファーの
効果が出てきました。
知能指数が30上がったのです!
とても嬉しかったです。
これには療育センターの皆さんも驚かれ、
後1点で障害者手帳がとれるところまでに
なりました。
聴音は耳を鍛え、それは脳を鍛えることに
なります。はっきり話せるという事は、
脳の中の「言葉(音)を聞き分ける分野」を
刺激し、コミュニケーション能力も発達
させたのです。
またそのことにより、言葉で人間は考える
ようになるので、知能が伸びたのだと考え
られます。
これは別に障害ではなくて、普通のお子さん
にも同様の事が言えます。
もう少し成績をよくしたい、集中力を
伸ばしたいなどの場合は、聴音をすると、
きっと効果的だと思います。
通常の音楽レッスンにも大変効果的で、
音楽と勉強、2つの能力を向上させて
くれると思います。