今日はピアノ認定レッスンで、ブルグミュラーの
「せきれい」をレッスンしました。


この曲、私が子供のころ「せきれい」の意味も
分からず、「これってなんだろう??」と
思いながら弾いた覚えがあります。


先生からもせきれいについての説明はなく汗
幼かった私も何も質問をせず、何気に
サラ~っと通り過ぎていきました。


なぜ覚えているかと言えば、

「題名の意味が分からなかった」

という記憶があったからです。


この「せきれい」、自分が教える側になって
調べて初めて、「鳥の種類」という事がわかり
ました。


だから枝から枝に移るような、あんなフレーズに
なっているのですね。


以前住んでいた長野では、いつも3種類ぐらいの
せきれいが飛んできて、我家の周りで黄色、
グレー、白のセキレイを見かけました


尾っぽをぴょこぴょこ振るしぐさが、とても
かわいいです。


♪黄セキレイ



♪グレーセキレイ




今日はこの曲にイメージを付け、鳥の視点から
感じた場合の演奏と、第3者がせきれいを見ていた
視点からの、2種類の演奏をあれこれレッスン
しました。


とても面白かったです。


「曲をどのようにとらえて演奏していくか」は

非常に大切で、

この曲を弾く子供たちにも、ただ音の間違いや
リズムの間違いを指摘する以外に、

「自分がどう感じ、どのように音楽を創るか」を

鳥の動きを通して学んでもらえると、音楽が
何百倍にも楽しくなると思います。


とても楽しいレッスンでした。


♪せきれい ピアノ演奏