皆様こんばんは。第1回のネットレッスンです。
どうぞよろしくお願いします!
楽しくレッスンできればと思います。
初めは1回で1曲と思いましたが、長くなりそうなので
適当な部分で切り、1曲を何レッスンかに分けて
お送りしますのでご了承ください。
またこのレッスンはネットで行うため、ピアノレッス
ンにも関わらず音が出せません。
さらに「音楽の創り方」をレッスンするために、
イメージを使います。
イメージは人により違いますし、このやり方は
私の独自経験からなるものですので、その点
ご了承のうえよろしくお願いします。
今までに私がいろいろなヨーロッパの演奏家と
関わった経験、またエッシェンバッハ氏の練習の
一部のやり方から、ヒントを得て行っているやり
方です。
それでは本題に入りましょう。
第1回目は「パストラル=牧歌」です。
○この曲の大体の譜読みが終わった時点で、
フレーズごとに細かくイメージしていきます。
○1回目は先生のイメージで練習します。
小さな生徒さんの場合はこれで終わりです。
しかしある程度大きい生徒さんや、大人の生徒さんは
先生のイメージで弾けるようになった後、
「自分のイメージ」で練習します。
その時、先生と同じイメージの部分があってもいい
ですし、全く違ってもかまいません。先生のイメージが
自分にぴったりで良い、という場合は先生のイメージだけ
でもOKです。
今の場合、先生のイメージ=まあふのイメージです。
○それでは「パストラス」の時代背景に
ついてお話ししましょう。
約200年前のヨーロッパでは、羊飼い(牛飼いもあり)は
一般的に子供たちの仕事で、各家から毎朝羊や牛を数匹ずつ
預かり、山や丘に連れて行って放牧させ、1日を過ごして
夕方また各家に羊や牛をもどす、という作業が羊飼いの
仕事でした。
この事から、パストラル=牧歌は羊飼いの少年の歌、または
羊飼いの様子とみなし、この少年に「ハンス」という名前を
つけて、イメージを進めます。
そして最初のフレーズです。全音の楽譜では初めに
dolce cantabile=ドルチェ カンタービレ
「やさしく 歌うように」
と書いてあります。
ここを私は先ほどの羊飼いの様子から、
ハンスが家々の羊に呼びかけている様子、
「おーーい、みんな今日も出かけるよ~」と
イメージしました。
人(ハンス)の声なので、やさしく呼びかける
ようにです。
「そしてハンスは村中の羊を集め」

「丘に向かって歩き始めました」

この時の左手のリズムは、ハンスや羊たちが歩いている足音です。
右手のメロディの半分くらいの音の大きさで、しかし先ほどの声とは
違うので、元気に楽しそうに左手を演奏します。「足音」を意識しまし
ょう。
この「人の声」「足音」をイメージすることで、「どんな音がほしいか」が
決まってきます。
何もイメージしなかったら、「こんな音がほしい」にはつながりにくい
と思います。反対にイメージしたので、ほしい音が決まり、
「ほしい音で弾ける」事が目標になります。
「ほしい音」を求めるための練習は、「間違えずに弾く」、
だけのレッスンから開放されることになり、自分の世界を
創っていく事になります。
もちろん間違えずに弾けた方が良いので、それも
必要ですが、理想は「自分のほしい音」「自分の
世界」を創るために、「あれこれやっている事が
練習になる」が、理想的だと思います。
いかがでしたでしょうか。
お話のように音楽を創っていく予定です。
第1回レッスンはここで終了させていただきます。
次回はまた来週の水曜日ごろお届けします。
お楽しみに!
※いろいろなご意見があると思いますので、コメントは拒否と
させていただきます。ご質問やご感想などは、メッセージから
お願いします(*^_^*)
どうぞよろしくお願いします!
楽しくレッスンできればと思います。
初めは1回で1曲と思いましたが、長くなりそうなので
適当な部分で切り、1曲を何レッスンかに分けて
お送りしますのでご了承ください。
またこのレッスンはネットで行うため、ピアノレッス
ンにも関わらず音が出せません。
さらに「音楽の創り方」をレッスンするために、
イメージを使います。
イメージは人により違いますし、このやり方は
私の独自経験からなるものですので、その点
ご了承のうえよろしくお願いします。
今までに私がいろいろなヨーロッパの演奏家と
関わった経験、またエッシェンバッハ氏の練習の
一部のやり方から、ヒントを得て行っているやり
方です。
それでは本題に入りましょう。
第1回目は「パストラル=牧歌」です。
○この曲の大体の譜読みが終わった時点で、
フレーズごとに細かくイメージしていきます。
○1回目は先生のイメージで練習します。
小さな生徒さんの場合はこれで終わりです。
しかしある程度大きい生徒さんや、大人の生徒さんは
先生のイメージで弾けるようになった後、
「自分のイメージ」で練習します。
その時、先生と同じイメージの部分があってもいい
ですし、全く違ってもかまいません。先生のイメージが
自分にぴったりで良い、という場合は先生のイメージだけ
でもOKです。
今の場合、先生のイメージ=まあふのイメージです。
○それでは「パストラス」の時代背景に
ついてお話ししましょう。
約200年前のヨーロッパでは、羊飼い(牛飼いもあり)は
一般的に子供たちの仕事で、各家から毎朝羊や牛を数匹ずつ
預かり、山や丘に連れて行って放牧させ、1日を過ごして
夕方また各家に羊や牛をもどす、という作業が羊飼いの
仕事でした。
この事から、パストラル=牧歌は羊飼いの少年の歌、または
羊飼いの様子とみなし、この少年に「ハンス」という名前を
つけて、イメージを進めます。
そして最初のフレーズです。全音の楽譜では初めに
dolce cantabile=ドルチェ カンタービレ
「やさしく 歌うように」
と書いてあります。
ここを私は先ほどの羊飼いの様子から、
ハンスが家々の羊に呼びかけている様子、
「おーーい、みんな今日も出かけるよ~」と
イメージしました。
人(ハンス)の声なので、やさしく呼びかける
ようにです。
「そしてハンスは村中の羊を集め」

「丘に向かって歩き始めました」

この時の左手のリズムは、ハンスや羊たちが歩いている足音です。
右手のメロディの半分くらいの音の大きさで、しかし先ほどの声とは
違うので、元気に楽しそうに左手を演奏します。「足音」を意識しまし
ょう。
この「人の声」「足音」をイメージすることで、「どんな音がほしいか」が
決まってきます。
何もイメージしなかったら、「こんな音がほしい」にはつながりにくい
と思います。反対にイメージしたので、ほしい音が決まり、
「ほしい音で弾ける」事が目標になります。
「ほしい音」を求めるための練習は、「間違えずに弾く」、
だけのレッスンから開放されることになり、自分の世界を
創っていく事になります。
もちろん間違えずに弾けた方が良いので、それも
必要ですが、理想は「自分のほしい音」「自分の
世界」を創るために、「あれこれやっている事が
練習になる」が、理想的だと思います。
いかがでしたでしょうか。
お話のように音楽を創っていく予定です。
第1回レッスンはここで終了させていただきます。
次回はまた来週の水曜日ごろお届けします。
お楽しみに!
※いろいろなご意見があると思いますので、コメントは拒否と
させていただきます。ご質問やご感想などは、メッセージから
お願いします(*^_^*)