みなさまこんにちは。急に秋も深まり寒く感じる日が出てきました。
いかがお過ごしでしょうか。


さて今日は皆様もよくご存知のゆうやけこやけを使って、
実際にレッスンしてみましょう。


少し話がずれますが、今の時期が一番いじめ、登校拒否、反抗的
態度が増える時期です。これは季節の変化、例えば日照時間の変化、
温度の急激な変化などで、それらが自律神経に影響を与え、情緒を
不安定にしやすくしているからです。


またこれは子供たちだけではなく、大人も同じ影響を受けますの
で、ストレスが溜まりやすかったりまた疲れやすかったりします。
これらが原因で、無意識に子供にあったっていることもあるのでは
ないでしょうか。


そして大抵子供がいじめをする場合、親の問題(夫婦の仲が悪い、
家庭に何か問題があるなど)で、無意識に親からのストレスを子供
たちが受け、それをまた無意識に友達ではらしているなどという場
合があります。


例えば幼稚園でお友達のおもちゃをすぐ取る子供、お友達をすぐ
かむ子供などはその子ども自身より、家庭に問題がある場合が
多々あります。今はそんな季節なので、より実践的なストレス発散、
子供の情緒安定を音楽療法で行ってみたいと思います。



それでは「ゆうやけこやけ」の曲に戻って、この曲でお子様と
どんなお話、どんな想像ができるでしょうか?
まずは歌ってみましょう。






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ゆうやけこやけで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
お手々つないで みなかえろ
からすと一緒に 帰りましょう


子供が帰った 後からは
まるい大きな お月さま
小鳥が夢を 見る頃は
空にはきらきら 金の星

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さあ皆様はどんな風景を感じられたでしょうか。
お子様と一緒に歌詞を味わってみましょう。


1番では
1、 お空はどんな色かな?
2、 お寺はどこにあるかな?
3、 鐘の音はどんな音かな?
4、 何歳くらいの子供たちかな?
5、 1人かな、2人かな?それともたくさん?
6、 カラスはなんて言ってるでしょう?


他にもいろいろあると思います。


1番の歌詞をお子様に説明してあげ、想像できる部分は
たくさん想像してみましょう。例えば6番の

「カラスはなんと言ってるのでしょう」をあげると、

「早く帰ろう」
「みんなまたあしたね」
「私(ぼく)もかえろう」

など想像できますね。いかがでしょうか。

他に絵を描いてみたり、折り紙でこどもたちやカラスを折ったり、
切リ抜いたりしてみるのも大変良いです。

いろいろな事を1つの歌で想像し、深く歌詞を想像し、味わって
みましょう。


今の時代はなんでも「速く」という時代。また表面的に過ごし
深く味わったり、ゆっくり考えたりしないことが多い時代です。


だからこそ「よく考える」「深く考える」をお子様に教えて
あげましょう。よく考えるという事が身につけば、すぐあき
らめたり、すぐ人に危害を加えるなどという軽薄な行動は
きっとしないと考えられますし、集中力、判断力も合わせて
身につくと思います。


2番でも同じように想像したり味わったりして、1つの曲を
色々に楽しんでみましょう。美しい、楽しいなどの感性も
身につくことはもちろんです。


親子で楽しんでやってみてくださいね!(^O^)/