皆さんこんばんは。今日はメルマガの日ではありませんが、
前回のメルマガ発行日に発行ができませんでしたので、予定を
変更して今日お届けします。
さて、小さな子供たちって本当にかわいいですね。今日も横断
歩道でやっと一人で歩けるようになった赤ちゃんと、すれ違い
ざまに目が合ってしまいました。にっこり笑ってくれたので、
一瞬で元気をもらえた気になりました。天使ですね!
泣き止まない時には我が子でも悪魔に見えましたが、最近様々な
カウンセリングを大人の方に行なっていると、幼稚園児の頃まで
の教育や関わり方が、いかに大切かを痛感しています。
小さい頃の心の傷がコンプレックスや不安になり、大人になった
自分を振り回し、それらに苦しめられている人がとても多いです。
幼児期は育てる事に大変な時期ですが、おおらかに明るく、賢く
育てたいものですね。
さてそんなことから、今日はお母さんの音楽教室と題して、普通の
音楽教室のレッスンではなく、音楽が子供にどんな作用や影響を
与えるか、家庭やお母さんの関わり方を通してお話しましょう。
まず脳には右脳と左脳があるのはご存知ですね。これを俗に音楽脳
(右脳)と言語脳(左脳)と言います。そして誰もがそのどちらかを
効き脳として使っているようです。
両手を組んでみてください。その時左手の親指が右手の親指の上に
来ていたら、あなたは右脳を効き脳としています。反対なら左脳が
効き脳です。
右脳は音楽脳とも呼ばれるように、空想や直感で動いている脳です。
左脳はその反対で、今までの経験や知識で動いています。小さい時
「右脳を鍛えたほうが良い」と言われるのも、この空想や直感が創
造力の元となり、左脳の働きを助け、その成長に大きく下支えを
するからです。さらに人間のキャパシティや柔軟性を広げるから
事にもなるからです。
どんな境遇や状況になった場合も、すばやくその状況になれ、
対応することができれば、生きて行く時にこんな強いことは
ないですよね。
そして音楽はこの音楽脳と呼ばれる右脳に直接刺激を与えます。
つまり理屈抜きで本能に訴えるのです。効き脳が左脳の人の場合
でも右脳がないわけではありませんから、やはり直感的、本能的
な右脳を刺激することは、大きな刺激を受ける事になります。
特にそれが子供の場合、影響は大きくなります。例えば夜泣きで
すが、いくら子供に理屈を話しても知性的部分がまだまだ未熟で、
発達途中のため理解できません。
「大丈夫よ」「怖くないよ」と言っても不安なのです。つまり
左脳的には知識や経験がないため、理解できないという事です。
そこで本能的に訴える=右脳に訴えるのです。そしてその手段が
音楽です。
なかなか泣き止まない、理由もなくおびえる、ヒステリックに
怒ってばかりするなどで困ったら、やさしく静かな曲やテンポの
遅い曲をかけて、黙って抱きしめてあげましょう。
できれば歌詞がない曲のほうが好ましく、また小さいうちは
子守唄が良いので、そんなCDを1枚買い求めておかれるのも
良いでしょう。
さらにお母さんのはな歌や子守唄はとても良いです。歌って
あげてください。最近は子守唄を歌うお母さんが大変減って
いるので、ぜひお薦めです。どんなすばらしい音楽よりも、
子供たちにとってはお母さんの声、歌ってくれる歌に勝る
ものはありません。
子供達は幼いと理屈では通じない、理解できない部分が
多々あります。そこでうまく音楽を使用し、情緒安定や
知的部分の発達に役立ててくださいね。
右脳が音楽脳と呼ばれることも、なるほどと納得できる理由でした。