今日はショパンのノクターン遺作のレッスンでした。

この曲に出てくるアルペジオや装飾音を軽く、美しく
弾くにはどうすればよいか、という事をいろいろ
レッスンしました。


ショパンのノクターンはどれも装飾音やアルペジオが
いっぱい。


大分昔ショパンコンクール2位の、ディーナ・ヨッフェが
演奏したトリルの美しかったことを思い出します。


この装飾音やアルペジオをいかに軽く、PやPPの所はいかに
小さく切なく弾けるか、には相当のテクニックが要ります。


その点ディーナはPPのアルペジオやトリルを、本当に
美しく弾いていて、これをディーナのように凝って弾こう
とし、練習すればきっときりがありません。


ショパンの曲の美しさは何か。甘美なメロディに軽さと
柔らかさ、まるさの整った音が必要と私は感じます。


ディーナのノクターン遺作の演奏は、残念ながら見つけ
られませんでしたが、このConnor Cheeさんの演奏もとても
きれいでしたので皆様にお届けします。